2008年12月アーカイブ

サンタさん

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子供の頃、サンタクロースがいると信じていたのはいくつくらいまでだっただろう。
小学校に入る頃はまだ信じていたような気がする。

棚の上にプレゼントが隠してあっても、それは親が用意してくれているとは
思わずに、サンタさんが来て枕元に置いてくれるんだと、プレゼントには
気がつかなかったふりをした記憶がある。
その棚があったのは祖父母の家に住んでいた頃だからまだ4歳くらいのときだと思う。
その後サンタクロースはおとぎ話とわかって、がっかりしただろうか。
そんなもんだよね、と思っただろうか。もう遠い昔の記憶ですっかり忘れてしまった。

さて、2歳8ヶ月のQたろ。
今年はだいぶ言葉と状況が結びつくようになり、サンタクロースの存在も
理解してきた様子。もちろんお空からやってくると信じている。

保育園で覚えてきた「あわてんぼうのサンタクロース」の歌の
「エントツのぞい~て落っこちた。あいたたどんどんどん」ここのくだりが好きで
しょっちゅう歌っていたが、ある日天井を見上げて

「うちにはエントツないけどサンタさんどこからくるんだろうね」と質問してきた。

いい質問だねぇ。
たぶんお友達にもエントツのある家に住んでいる人はいないだろうけど。
ここら辺でエントツといえば銭湯ぐらいでしかお目にかかれない。

我が家のリビングの天井はイコール屋根なのだが、天窓から空が見える。
「うーん、天窓も開かないから困っちゃうかもね」「なんでぇ」なんてやりとりをしていたが
夜寝る前に、寝室の空気取りのダクトのようなものをじーっと見つめて
「ここからくるのかな」
直径20センチくらいあるだろうか。
確かにエントツのようなもので壁に添って向き出しになっている。
でも、空気の循環用なので出口がない。
どうやって出てくるのか悩んでいるようだった。

イブは例年どおり近所の教会にクリスマス礼拝に行った。
聖書のお話の間のクリスマスキャロルは一緒に歌いたかったようだが
なにせ知っている曲がない。きよしこの夜くらいは教えておくべきだったね。
帰りにキャンドルとローストチキンを買って、シャンパンとワインで乾杯。

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プレゼントはトーマスの木製レールのセット。
非常に喜んで、毎日「つくって~」とせがんでは機関車を走らせている。
電動で動くおもちゃよりも好感が持てる。
サイズが少々大きいけど、なんとプラレールや江ノ電の幅も同じレール幅で
走らせられることがわかる。使えるなぁ。

歯に関する意外な展開

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今朝、2週間目の再診に行ってきた。

今日はまた別の先生が診てくれる。
診察台に寝かせられると、もうこらえられない。
力一杯抵抗しながら泣き出す。何もしていなくても・・・

歯の状態を見ながら、「あれ?これは何かしら」
ぐらついている歯の表面の膜のようなものを細い器具で引っ掻いている。

これはフッ素塗布のときに、衛生士さんが「何かしらね~」と言っていたが
結局その後の受診で何も言われなかったため、そのままになっていたものだ。

「最初に歯のぐらつきを指摘された時からありました」と伝えると
先生は「取ってみましょう」

はっ。
いいのかしら。大丈夫なのかしら。

前回のノリは大半取れてしまったが、前歯の付け根部分にまだ薄く着いていて
まずはそれを小さなのこぎりのようなものでガリガリやって、ポコっとノリを取る。
もちろん号泣だ。

さらに、歯の表面にある薄い膜をすくい、ピンセットで引っ張る。
スポっ!

まさに、スポっというかんじだった。
取れたのは、ストローをごく短く、4ミリぐらいに切った透明の筒状の代物だった。
何と歯にぴったりとかぶさったまま歯茎に食い込み、
透明だったため、今まで誰もそれが異物だと気がつかなかったのだ。

「アクリル素材のようですね。もしかしたらこれが原因で歯のぐらつきが
出ていたのかもしれません」

そ、そうなんですか・・・?じゃあ、外傷性というのではなく。

「歯に被さったままになり、歯を浮かせた状態だったために骨が吸収されたとも
考えられます。それにしても何でしょうねぇこれは。
こういう素材はレントゲンでは映らないんですよ」

はぁ・・・。
まず疑問に浮かんだのは、これが何か、よりも、今までいろんな人がみてくれたのに
なぜ誰もこれが異物だと気がつかなかったのだろうということだ。
ストローなどがちぎれて歯に被さったりすることは子供にはあるらしい。
ストローには青いラインが入っているのはそれを防ぐためだという。
ということは、こういうことは「あり得る」と小児歯科医なら知っているってことなんだ。
その情報が共有されていないってことなんだろうか。

して、この後は?

「これで様子を見て、成長が著しい時期なので骨も安定してくる可能性があります」

そうなのか。じゃあ健康な歯(の土台)を取り戻せるかもしれないんだ。
う、うれしい・・・・
ともかく異物を取り除いてもらえたのは本当に良かった。

しかし何でこんなものが。どこで歯にかぶったんだろう。
お皿にのった「その物体」を患部から取り出した腫瘍のように、
いまわしい気持ちで見つめてみるが、まったく思い当たるフシがない。
あまりにも、お手軽で何の悪さもしなさそうな「私はストローです」然としたところが拍子抜けする。

「念のためこれはこちらで今後のために預からせていただけますか。
参考に使わせていただきますので」

はいはいそれはもう。是非情報共有に役立ててください。

その後は、やはりお約束のノリ付けだ。
終了後はやはり汗びっしょり。

2週間後、もう一度レントゲンを撮って、骨の状態をみてくださるという。
小さい子供のこと、この原因を取り除いたことで急速に良くなる可能性もあるとのことだ。

「このままだとお正月にお餅食べられませんからね。
ぐらつきが治まってくれば食べられますよ。あと一ヶ月あるから頑張りましょう」

ありがとう先生。

口に手を入れないようにすること、歯磨きは特に前歯の歯肉のブラッシングを
しっかりすることなど注意を受け、帰ってきた。

光が見えてきたQたろの歯科治療。
これで安定するといいなぁ。

コラーゲン鍋

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冷え込みが厳しくなってきたこの頃。
昨日の夜、久しぶりにお鍋でもってことで商店街のお店に食べに行くことにした。
その名も「つるやコラーゲン堂」
もともとガード下にあった亜細亜食堂という名前の(こぎたない)モツ料理屋だったお店を
一軍とも言える商店街に2年ぐらい前に(おしゃれに)リニューアルオープンして
人気店になったモツ鍋屋だ。

オープンしたての時に一度Qたろ連れて来て以来、この日は久々の訪問。
いつも結構混雑しているけど、日曜の夜なら、と思ったが、
時間が6時半を過ぎる頃には満席になった。

お鍋は、豚しゃぶしゃぶ、博多モツ鍋、韓国風モツ鍋の3種類。
その他焼き物系の一品料理も充実している。

前回同様、博多モツ鍋を注文。
二人だと、鍋だけでも結構おなかはふくれるが、
ビールのつまみに韓国ちぢみ、キムチ。
Qたろも食べられるようにナムルをサラダ代わりに頼む。

これがモツ鍋。柔らかく煮込んだモツに、キャベツ、ニラ、ゴボウ、ワンタンの皮。

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この、手前に映っている煮こごりの固まりのようなものが
「コラーゲンボウル」と呼ばれるこの店の目玉の一つ。
モツの出汁の固まりである。鍋にスープは入っていないくて、火を付けて
暖まるとこのコラーゲンが溶けてスープになるのだ。
臭みもなく、コクのあるとろりとしたスープはいかにも肌に良さそうだ。

これに、豚のしゃぶしゃぶ肉とお豆腐を追加する。
岩中豚の臭みのないバラ肉でとてもおいしい。
Qたろも豆腐やお肉をぱくぱく平らげる。

スープが少なくなってくると、ダシを加えてもらうこともできるが、
このコラーゲンボウルを追加注文することもできて、
ぷるぷるの煮こごりがまた追加される。

シメにちゃんぽんの麺を頼んでコラーゲンのスープで煮るが
ちょっと麺がごついので固めになってしまい、いかに麺好きでも
子供向けではなかったな。次はうどんかフォーにしてみるか。
雑炊セットにしてみてもいいかもしれない。

お店に入ったときに、3つほど離れたテーブルに座っている女性と一瞬目が合い
あれ、見たことあるな誰だっけ。と、相棒というドラマの薫ちゃんの奥さん役の人だ。
あまり華のある女優ではないが、好感を持っている。
しかし、芸能人を実際に見かけるとたいがい「おお」というかんじがあるが
この人は普通の人というかんじで誰も気がつかない。私はたまたま
彼女がケータイカメラで自分の鍋を撮るためにこっちを向いて目があったので
気がついただけだ。ふつーにモツ鍋屋にとけ込んでいる。
やはり好感が持てる。

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