2007年9月アーカイブ

三連休に法事があったため実家に行った。
祖父の三十三回忌。

田舎はもう涼いだろうとばかり思っていたら、台風によるフェーン現象のせいで
ものすごく暑かった。土曜日は夜着いたからわからなかったけど34度まで
上がったらしい。次の法事当日も暑くて32度の夏日。

親戚が集まったところにQたろうを連れて行くのは初めてで
真っ黒な服を着た人たちばかりだし子供はいないし
ダメかなぁ～と思ったけどぜんぜんそんなことはなかった。

最初は次々と入ってくる知らないおじさんおばさんをじーっと観察。
だいじょうぶそうとわかるとそーっと近づいたりして怖がったりもしない。

お坊さんのお経の間はミルクを飲みながらお経をBGMにうとうと。
その後場所を移動しての食事会では、お座敷を縦横無尽に
歩き回り、愛想を振りまきまくり、じじばばのアイドルだった。

飲み物の瓶を傾けてコップに注ぐとみんな喜んでくれる！ことを覚えてしまった。
ビール瓶（大瓶だから当然持てない）を支えてあげると首のところをしっかり持って
お酌のまねごと。ウーロン茶も、お酒の徳利も、同じようにやろうとする。

引き出物の袋だけもらって腕にかけて引きずりながら「バイバ～イ」と
ニコニコ笑いながらみんなに挨拶して回ったりしている。
どうやら人見知りとは無縁な性格らしい。今のところ。

三十三回忌というのは故人をしのぶ最後の行事で、めでたい席になるらしい。
お膳の上には食べきれない量の料理が並び、
田舎らしく、お膳の脇には菓子折、鯛の尾頭付き、赤飯が引き出物とともに積まれていた。
結んでいる紐が紫なのと包装紙に蓮の花があしらってある以外は
昔ながらの結婚披露宴のよう。
昔と違うのは、おみやげをつつものが風呂敷ではなく
割烹の印刷の入った大きい袋になったとこくらい。

無事に行事も終わり、次の日はお墓参りに。
村の墓地は歩いてすぐのところにある。

じいじも杖ついてお散歩がてら外に出た。
やはり坂の中腹にあった前の家とは違い、平地の家に引っ越してからは
こんなふうにお散歩に出る気になるみたいだから良かった良かった。

やはり暑い日で、少し歩いただけでもQたろは汗びっしょり。

玄関先でまずはサンダルを脱ぎ捨てた。
裏は昨日のにわか雨で水たまりができていて、そこに足をつっこみにいきたいらしい。
ドロドロの水たまりだ。

気をそらそうと水を出したらホースを奪い取り、もう離さない。
頭からぐっしょり。

ああ、ボク、しあわせ。

これから東京に戻るのにもう着替えがないわよぉ～

朝ご飯のとき、取っ手のついたプラスチックのカップに牛乳を入れて
テーブルに置いておいた。
手づかみの食事が終わるとカップを手に取り牛乳を飲み始めた。

ごくごく。このごろコップから飲むのも上手になったなぁと
ほほえましく眺めながらデザートのスイカを切っていると、
ボタボタボタっと液体がしたたる音が背後から。はっ！と振り向くと
や、やられたー！

牛乳は全部椅子の足乗せの上に落ちたらしく、それを蹴ってるもんだから
床にダバダバとしたたっている・・・

とりあえず、とりあえず・・
写真だ！と、スイカの皿を渡し、カメラを取りに行き撮った一枚。
床は牛乳びたし。

牛乳を全部拭き取り、足も拭き取り、やっときれいになったと
ほっとするのもつかの間、スイカをもりもり食っていたQたろー
ふんっ、ふんっ、と踏ん張っている。これは朝から快便な印。
お約束のにおいがぷーん。

スイカを食べ終わったところでベッドに連れて行くと
なんと座っているところに大量だったためおむつの背中側からはみ出してるし！
ベッドの上のタオルもシーツもやられてしまい、ひえええと言いながら
急いでおむつ交換。服も着替えさせおしりすっきり。
やれやれ。

おなかもふくれておしりもすっきりしたQたろう、機嫌良く遊んでいる。
この間にシーツやタオルを洗濯機に投入し、ようやく自分の朝ご飯。

トーストをかじりはじめるとぷ～んとなぜかまだ臭いが。。
何でだ？周りを見ると、はみ出た◎んちがハイチェアのクッションについてるし！
ひえええええと言いながらクッションを外し、ざっと洗って洗濯機に追加投入。

はぁはぁ。朝から疲れる一日であった。

本日初プール体験。
お友達が通っているスイミングスクールのベビースイミングコースを体験参加してきた。
家から車で15分ぐらいの距離。とても古い施設だけどなんだかアットホームなかんじ。

まずは体験申し込みがあるので待ち合わせの時間より10分ほど早めに到着して
記入をすませ、着替えやシャワーの浴び方の説明を受ける。
お友達がやってきて、もう着なくなった80cmの水着を貸してくれる。
Qたろうより一週間ほど遅い誕生日なんだけど、すでに着るものは90cm。
太ももなんかもしっかりしている。

これが初水着姿だっ！

シャワーを浴びて、プールサイドでまずは準備体操。
ベビースイミングは6ヶ月～3歳までなので、年齢もさまざまだ。
経験と年齢で3つのグループに分かれてそれぞれプールを横切る形で
赤ちゃんを抱っこしてお母さんがサポートしながら泳ぐ練習をする。
体験者は6ヶ月～初心者のグループに参加だったけど、もうすっかり
水とお友達～ってかんじの同じぐらいの年齢の子もいた。

さてQたろー。まずは水に入る前にプールサイドに座らせる。
赤ちゃん達の足はプールの水にひたってる状態。うんうんいいかんじ。
ではお母さん水に入りましょう～の合図で、赤ちゃんを座らせたまま
全員水に入る。赤ちゃんの足をバタバタさせましょう～
ちゃぱちゃぱ。うんうんいいかんじ。

そして次に、お母さん達のバタ足～
お母さんは子供を座らせたままの状態で縁につかまってバタ足する。

ここで泣き出した。号泣！

30人ぐらいのママ達がいっせいにバタ足するんだから、そりゃ水しぶきもすごいし
室内プールだから音の反響もすごくてびっくりしちゃったよね。
そこからは泣く、泣く。抱っこして立ってるときはいいんだけど、私が歩き始めて
Qたろの身体を水に浮かせる状態にするともう必死にしがみついてこようと
号泣している。

それではブクブクいきましょう～。赤ちゃんを抱っこしたまま水に潜るのだ。
これはすごかった。本能でしょうか、もがいて水から出ようと暴れる暴れる。
ゴーグルしてたけど、私も余裕がなくてぜんぜん表情とか見られなかった。
たぶん泣いてるから水飲んだりしてパニくってたに違いない。

プールを横切るようにして赤ちゃんをサポートしながら
往復するので、お母さんにも水中ウオーキングとして結構な運動量がある。
いいなぁ、やりたいなぁ。水の中に落とされても平気な顔している子供とか見ると
ああなれるのだろうか・・とにわかに信じがたいけど、あこがれちゃう。

プールから出てシャワーを浴びたあたりまではまだ号泣の余韻が残っていたけど
乾燥室（温度の低いサウナ）で身体を温め、着替えたあたりで調子が戻ってきた。
脱衣かごの空いたやつを重ねて遊んでいる。
あくまで遊んでいるだけ。片付けてるわけではない。

その後お友達と近所のお店で食事。クラスの時間は12:15～13:00と微妙な時間帯で
眠くてぐずちゃうかなと思ったけど、食事の間は子供用椅子でご機嫌に混ぜご飯を
手づかみで食べていた。お友達の息子はベビーカーですぐに寝てしまったけど
Qたろは隣にいたゴールデンレトリーバーに触らせてもらったり
元気に動き回っている。でも、車に乗せたとたんに眠ってしまった。
帰ってきてベッドに寝かせてもそのままぐーぐー。
やっぱり疲れたんだよねー。母ちゃんも疲れたよ。

夜は父ちゃんが出張から4日ぶりに帰ってきて久しぶりに一緒にお風呂。
あーんあーんといつもより泣き声が聞こえてくる気がするのは
もしやプールの水の恐怖がよみがえったか？？
と思ったけどあまり関係なかったみたい。
迎えに行ったらご機嫌でパシャパシャしてた。
水が嫌いになったわけではないらしい。よかったよかった。
またちゃっぷんしに行こうね。

Qたろが通っている保育園は、ライブカメラで園の様子をみられるようになっている。
今日の午後、久しぶりにのぞきにいった。（自分のPCがびすたになってから
Appletを起動できなくなったので父ちゃんのMacで）

カメラの角度を変えてみていると、いたいた。保育士さんにくっついて
フロアを歩き回っている。よしよし元気そうだ。

しばらくすると、床に座って絵本を見始めた（まだ読めないので見るだけ）。
すると、Qたろの見てる本を取ろうとする子がいる。
渡したくないQたろうしっかり本を持っている。
しかし取ろうとする子のほうが力が強かったのかあっさり絵本は取られてしまい、
別の絵本を取って広げると、また同じ子が絵本を取りにきた。
保育士さんが気づいて、他の絵本を渡してもダメらしい。
取ろうとする子はどうしても「Qたろ（他の子）が持っているものが欲しい」らしい。

この様子を見ていて、アフタービクスのときを思い出した。
かーさん達がエアロビしている間、子供達はヨガマットを敷いた上に
おもちゃとともに転がされている。

ある時、古い携帯電話をおもちゃにしている子がいて、４人ぐらいで
取り合いになったことがある。ボタンを押すのが好きなQたろーも欲しいらしく、
じーっと見ているけど。争いに加わらずにむしろ別のおもちゃで遊んだりしている。

やがてみんな取り合いにも携帯電話にも興味をなくしてケータイが
床に放置されると、やおらQたろうが遊び始めたのだ。
何よいまさら、とみんなの冷たい視線？を浴びながらもくもくと遊ぶQたろ。
さながら「同調性なし」とか判定されそうな行動だったけど
「最後はオレがもらうぜ」っていう心意気が笑えた。

この辺の心理状態はよくわからない。親が教えたわけでもないのに
おもちゃの取り合い一つとっても個性が出るもんなんなのだね。
ほんとに子供っておもしろい。

夕方、Qたろーを迎えに行ったときのこと、保育士さんが
「申し訳ありません、今日お友達に腕を噛まれてしまってー」と謝ってきた。
どうやら左腕をかじられたらしい。袖をめくって見てみると、二の腕に歯形がうっすら
赤く残っていた。

保育園で他の子に噛まれたのはこれで３度目だ。
全部別の子だったかどうかは、噛んだほうの子を教えられないのでわからない。
でも、最初の２回はお友達の口に指を入れようとして噛まれたってことなんで
そりゃQたろのほうが悪い。誰だって口に指入れられそうになったらイヤだよ。
学習しなさいね。

でも、今日のはちょっと違うらしい。Qたろうは何もしてないのに、隣に座ってる子が
いきなり噛んだんだという。
ふーむ。もしかしたらその前に絵本を巡る攻防とか、何かしらの原因があったのかも
しれないけど、どうしてそうなっちゃったのだろう。歯がため？

ちょうどこの2週間くらい前にQたろも抱っこすると私の肩や腕を噛むというのが何度かあった。
これが痛い。いけない！とその度にしかったら今はやらなくなった。泣かせたけど。
幸いお友達を噛んだりしてない。そうそう、母ちゃんだけにしときなさい。

保育士さんは「今後このようなことがないように気をつけます」としきりに
謝っていたけど、それを止めるのはほぼ不可能な気もする。
噛むのはいけないと子供が理解するまではケアはしておいて欲しいけど。
そして、謝るべきなのは噛みついた子供の親のほうじゃないだろうか。

今日、噛まれたときにホントは何があったのか
ガンでもとばしたんじゃないでしょうねと聞いても
「ワンワカ！」とよくわからない答えが返ってきた。
なんだろう「ワンワカ」って。。

そして美肌にめざめたかのようにヨーグルトパックするQたろなのでした。

余談：
噛まれるで思い出した。
蚊には「刺される」または「くわれる」っていうとずーっと思ってたんだけど
関西では「噛まれる」っていうらしい。関西出身の父ちゃんが、３つも噛まれた！といってて
なにそれ？って思って調べたら、どうやら関西以西では蚊には「噛まれる」という地域が
多いことがわかった。日本語もおもしろい。

最近の家の中での遊び。
ボールを投げるとOじろが反応してくれることに喜びを見いだしたQたろ。
テニスボールとアンパンマンのソフトボールを交互に投げて
うきゃうきゃ笑いながらOじろを走らせている。効果音は「バーン！」

「バーン！」ずどどど。うきゃきゃきゃ。
「バーン！」ずどどど。うきゃきゃきゃ。
これが繰り返される。
家が壊れそうな勢い・・

なんだか急速に仲良しになりつつある二人。
というか、QたろがOじろに興味を持つようになり、相手をしてくれるから
その楽しさを知ったってかんじ。Oじろも相手するつもりなんてさらさらないんだろうけど
ボールが転がれば追いかけてしまう犬のサガというか、とにかく
傍目には二人仲良く遊んでいるように見える。

Oじろもだんだん面倒になると、2つのボールをダブルでくわえたりして
投げさせないようにしっかり懐に抱え込んで伏せをしてしまう。
すると怒るQたろー「うわーん！（ボールくれないよー）」

「ちゃんとおーちゃんに貸してって言わなくちゃ、か・し・て、って」と言うと
「た・ち・て！（か・し・て）」と口まねしている。

二人で遊んでいて「うわーん！」が聞こえると、「かしてって言った？」と聞いてみる。
すると「たちてー！」と言いながら、Oじろからボールを取るようになった。

ときどきOじろも疲れるらしく、退散退散とばかりにハウスに入っちゃうんだけど
この頃は一緒についていっちゃうから、もうハウスはOじろの聖域ではなくなってしまった。

すまんおーじろー
何されても君はよく我慢してるようんうん。

久しぶりに臨海公園にやってきた。
父ちゃんが出張で不在だったため家族がそろった週末は久しぶり。

いつもの木陰に陣取ってピクニックシートをひいてくつろいでいると
QたろはOじろのボール投げをしたくてがんばっている。

朝、まだ人の少ないときだと少しくらいノーリードで遊ばせておいてもだいじょうぶなので
近くを自由にさせておく。Qたろは「バーン！」といいながらボールを投げて
それにOじろが反応してくれるのが楽しくていたくご満悦だ。

本当は、橋を渡って渚の島に行って遊ばせてあげたかったんだけど
お天気がいいときはちょっと無理。日陰がないから人間にも犬にもつらい。

しばらくして父ちゃんが渚の島にお散歩に行ってくれたけど
先週の台風９号のせいで、渚はゴミだらけで、とても放牧できなかったらしい。

台風による東京湾のゴミの被害はニュースになっていた。
流木の他に、タイアや電化製品などが海岸に押し寄せていて
漁業にも大きな被害が出ているらしい。

台風が去った後の久しぶりのお天気。
風は強かったけどやっぱり海辺は気持ちいい。
おやつとジュースもおいしい。