2008年8月アーカイブ

夏の終わりに

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8月はお父ちゃんの出張が続き、なんだかバタバタと落ち着かなかった我が家。
29日の金曜日お休みをとって一泊で遅い夏休みに出かけることになった。
行き先は小田原の先の真鶴半島。

もともと行き先としてかもがわシーワールドをからめつつ海で遊ぶというもくろみで
千葉の房総あたりで宿を探していた。でも、さすが夏休み最後の金曜日とあってか
めぼしいところをいくつかあたってみたが、みな予約でいっぱいだった。

我が家の宿探しには犬連れというハードルがある。
犬連れというだけであればそれほど苦労しないのだけど、
さらにハードルを高くしているのが和食希望なこと。
ペットOKのペンションはたくさんあれど、フレンチともイタリアンともつかない
なんとも不思議な洋食のコースが出るところがほとんどなのだ。
私はあれがどうも苦手でペンションに足が向かない。
どうせ腕をふるってくれるなら、手打ちそばと旬の野菜で天ぷらでも作ってくれたほうが
私としてはよほどご馳走だけどなぁ・・・

レストランで食事して素泊まりのコテージという手もあるが
小さい子供連れなこと、車ででかけるとどちらかが飲めないこと(これは大きい!)など
これはやはり最後の手段にしたい。

ともあれ、こういうワガママがあるおかげで数少ない千葉の候補が全滅だったため
ダメもとで伊豆のペットOK旅館に聞いてみたら、ラッキーなことに空いていた。

金曜日の朝、まずは海を目指して出発するはずだったのに
ここのところの不安定なお天気で、ゲリラ豪雨&洪水警報なんかが出されている。
木曜の夜も土砂降りで、朝方まで降っていた。
今年は一度も海水浴らしきものに行ってなかったので、海辺で遊ぼうという
今回の旅の目的は無理そうだね、とあきらめつつ、雨でも遊べる
江ノ島の水族館に行くことにした。いちおう伊豆方面のオン・ザ・ウエイと言えなくもないし。

江ノ島に近づくにつれ、低くたれ込めていた黒い雲は流れて行き、なんと日差しが
雲の間から漏れ始めた。やった!さっそく海辺にGO。

水遊びセットを持っていざ海へ。引き潮でかなり遠浅になっていた。
向こうに見える島は江ノ島。水が足にちゃぷちゃぷきてももう怖がることはない。

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前日に散髪に行ったのでスッキリ。大きい波に足を取られて転んじゃったのは焦ったね。
でも泣かずに遊び続けたのはえらいぞ。

夏の終わりの湘南海岸は閑散としていた。海の家もずらりと並んでいたがもう解体を
待つばかりという風情だった。海辺に遊びに来ている人も少ない。
31日まではいちおう海水浴場としてオープンしているため、ライフセーバーのお兄さんが
見回りはしていて、「潮は急に満ちてきますから気をつけてください」と声をかけてくれた。

ひとしきり遊んでお昼になる頃にはかなり日差しが強くなってきたので
(暴風雨警報はどこへ・・・)
犬も入れるテラスのある近くのレストランで食事をした。

グリーンリーフのサラダ、タコと海苔のパスタ、マルゲリータピザ。
サラダが来ると「これなあに?」「葉っぱだよ」と取り分けてあげる。
生野菜は食べないだろうなと思っていたけど、予想外にもりもり平らげ

「はっぱもっとください」

おかわりを3回した頃ピザが来て、これも一切れぺろり。
「もっとください!」ようやくパスタが来てこれもかなり食べた。

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食後、宿までドライブ。スイスイと 40 分くらいで到着。
半島を一週すると、ジャングルのような原生林がうっそうとしたところを通る。
まるでジュラシックパークのようだった。一週してもほんの10分ぐらい。
小さな半島で車も少なくとてものどか。

日差しは強くて真夏のようなお天気になった。人工温泉ながら大浴場で潮を流し
晩ご飯は部屋食。伊勢エビのおつくりとアワビのステーキ。

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ごちそうさまでした。

おかあさんでたよ~

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ここ一週間ぐらい、お風呂上がりはTシャツだけ着せて遊ばせている。
すると、おまるに走って行ってちゃんとおしっこをしてくれるのだ(ふりちんがポイント)。

トイレトレーニングの最初の一歩である。
早い人はもっと小さい頃からやるようだけど、私は意思疎通できるように
なってからで十分と思って今まで何もしなかった。
おまるに座るのを慣れさせるくらい。

しかしやり始めてみると、あっという間に覚えてくれた。
最初は立ったまま板の間に水たまりを作ったこともあったけど、
すぐに「おまるに座ってする」ことを理解したようだ。

おまるに座って「しー」
終わると「おかあさん、でたよ~」と走ってきて教えてくれる。
「おしっこ出たの?えらいね~~~~~」褒めたたえる。

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トレーニングパンツも買ってみた。
普通のパンツより少し厚地になっていて、1回ぐらいのおしっこなら
しっかり吸収してくれる。

しかし、はかせるとどうしても「おむつ」の感覚になるらしく
はいたまま「ちー」。出てから「おしりくさいよ」
これが繰り返されている。

そりゃそうだ。
生まれてこの方、無意識におしっこもうんちもしていたんだもんね。

でも一昨日は、はいていても「おしっこでるの」と言う。
パンツは濡れていない。
それ!っとおまるへ座らせると、出た。
えらい!出る前に教えてくれたね~

そしてもう一度パンツをはかせると、一時間後くらいに「おしりくさいの」
やはりパンツはいたまましちゃっていた。

おそらく、彼の中でも葛藤があるのだろう。
おしっこはおまるですると気持ちいいしお母さんが喜んでくれる。
わかっちゃいるけど今までの習性が変えられない。

まあ、おしっこして濡れちゃうと気持ち悪い感覚と
おまるでするとさっぱりする感覚がわかれば今は十分なんだろうな。
少しずつシナプスがつながっていく様子が見て取れておもしろい。

夏休みフェアふたたび

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前の記事からの続きになるが、東京駅から京浜東北線に乗って大井町駅で下車。
先日の鉄道ショウを見に行ったお友達と待ち合わせて
この夏2回目の夏休み工場見学に行ってきた。

お天気が下り坂だったけど、なんとかもってくれて良かった。
気温も 28 度くらいで過ごしやすい。先週までの猛暑がウソのように秋らしくなった。
浜松工場のときのめまいのするような暑さでなくて良かった・・

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この工場は、首都圏の通勤電車、特に山手線すべての
車両試験やメンテナンスが行われているということだ。なので新幹線はいない。

鉄道オタクの聖地といわれるだけあって、気合いの入ったおじさん達が立派なカメラを
携えて意気揚々と歩いている。さび付いた線路とか、電車の屋根だけがストック
されている棚とか、電車を持ち上げるジャッキのようなものとか、
とにかくマニアな被写体を写真に収めているのだ。

消防署の消防車ミニカー乗車コーナー。
男子全員釘付けで、もちろん列に並んだ。

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アクセルを踏むとウ~ウ~ウ~という音とともに赤色灯がくるくる回り前進する。
もっと乗りたそうな子供達。「電車見に行こうね電車!」と消防車コーナーから
なんとか引きはがして移動する。ここにきたのは電車を見るためなのよぅ。

工場内に入ると、たくさんの電車が天井からぶらさがって展示されている。
山手線、湘南新宿ライン、いろいろな車両がたくさん並んでいた。

会場内を線路が走り、ミニ電車に乗れるイベントがある。
もちろんこれも並んだ。
10人ぐらいが乗れる小さな電車で、もちろん子供達でにぎわっているのだが
ある「山手線」は8名までが大人、子供はわずか二人だけというのもあった。
ここにもオタクなおじさんパワーが・・

列は最終的に「山手線」か新幹線の「はやて」の
いずれかを選んで並ぶようになっている。
どっちにする?と聞くとしばらく悩んでいたが、「はやてにのる」
20分ほど並んで順番がやってきた。

ちゃんと新幹線ホームのアナウンスが流れて出発!
途中電車の警笛も鳴ってなかなかリアルだった。

この電車に乗ると、歩いて入れないところも入っていくので
おじさん達にも見逃せない電車だったのかもしれない。
販売コーナーには錆びたプレートのようなものもあった。
うーん、なかなか深い世界だわ。

帰り道にまた消防車コーナーを通るとちょうどクレーン車が一番上までするすると
伸びて行った。すごい高さだ~

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撤収が始まって、クレーンが下りてくると一緒になって低い姿勢になって
最後まで見入っていた。

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ボーイズで最後にパチリ、楽しかったね!

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あ、バギーの彼が泣いているのはママが離れたから。
Qたろはバギーに付いているおでかけベープをチェック中。
カメラ目線誰もいないし・・・

しかし工場の入り口にあったこの線路は何だったのだろう。

ピカ乗りサマー

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土曜日の朝、おばあちゃんを見送りに東京駅まで行った。

JR の夏休み企画で、上越と東北新幹線に今年からピカチュウ新幹線が登場したのだ。
ピカチュウジャンボを運行している ANA とのコラボ企画らしい。

アニメを見たこともないのに、なぜかQたろもピカチュウは大好きで
今年の3月頃はピカチュウジャンボのおもちゃを肌身離さず持ち歩いたものだった
(飛行機を愛していた時代)
せっかくならそれに乗って帰れば見送りに行った時に喜ぶねってことで
運行時間を調べると、ちょうど午前中に 200 系のピカチュウ新幹線が一本ある。

早めに東京駅に着いて、おみやげを調達し、新幹線ホームへ行くと
向かいのホームにピカチュウ新幹線が止まっていた。
こまちのほうはピカチュウだったけど、はやてはプレーンな車体。

Qたろは目を輝かせ、「はやてとこまちのれんけつだっ!」(そっちかい^^;)

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ホームの向こう側、左がはやて、右がこまちのピカチュウバージョン。
手前側は E4 系 Max の鼻先。

30 分ほど待っている間、次々と入っては出て行く新幹線。
ピカチュウ新幹線もいくつか入線してきて、写真を撮る親子連れがたくさんいた。

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Max 2階建てのピカチュウ版。

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手をつないで!と言ってもなかなか一緒に歩いてくれないけど、
荷物押すの手伝って!というと素直にカバンにつかまって歩いてくれる。

ようやく連結部分から離れ、後方の自由席車両へ向かって列に並ぶ。
やがて入線した 200 系。車内に一緒に入り、おばあちゃんが無事に座るのを見届けて
ホームに下りると、一緒に行くのだとばかり思っていたQたろ
納得できない様子で「おばちゃんと200系のるの~!」と号泣。
窓越しのおばあちゃん泣かせであった。

おばあちゃんを乗せた新幹線が行ってしまった後もしばらく泣いていたが、
「初めての京浜東北線乗るよ~」と在来線のホームまで連れて行くと、
すっかりご機嫌はなおって、すべての電車を指さして「あれなあに?」
切り替えが早くて良かった。

おばあちゃんはぁ?

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今週いっぱいお父ちゃんが出張で不在なため、実家の母が手伝いに来てくれた。

生まれたての頃とは違い、一人でもなんとかなるとはいえ、
やはりすごーーーーーく助かる。

たとえばトイレに行くとき。「一緒に行く~」と言われれば抱っこして階段を上り下り。
ゴミ出しも「一緒に行く~」ゴミと子供を抱えて外に出ることになる
(犬もいるからさらにややこしい)
食事の支度をしていれば「見る~」はいはい抱っこね。

とにかく「ちょっとお願い」ができないのはつらいものがある。
それも10日となると危ないのだ。腰が。
そんなこんなで、3日目にして腰痛が出てしまった。
ここのところ落ち着いていたのに夜中に足もつって、こりゃやばいと
カイロで腰を伸ばしてもらい、6日目に母が来てくれて
ほっと一息。Qたろも「おば~ちゃん!」と喜んでいるし、Oじろも
しっぽがちぎれんばかりにすりついている。
私も手伝ってもらえて、めでたしめでたし。

しかし、これがまた何でも「おば~ちゃんと!」と言い張ってくれる。
お散歩に行くのも「おばあちゃんとお散歩行くのぅ」
お風呂入るのも「おばあちゃんとお風呂はいるのぅ」
歯磨きするのも「しあげはおばあちゃんがするのぅ」

おいおい。いつもお父さんに「何でもお母さん」攻撃と同じじゃないか。
おばあちゃんは腰が悪いから抱っこして階段行ったり来たりできないのだよ。

保育園に迎えに行くと「おばあちゃんはぁ?」
お風呂上がると「おばあちゃんはぁ?」

大人気のおばあちゃん。Qたろに「おばあちゃん」と呼ばれると「は~い」と答える
声のトーンが一オクターブ高くなっている。
おばあちゃんみょうりにつきるよね。

めだまおやじ

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保育園では広いベランダで夏の間水遊びをさせてくれる。

大きい子たちは広めのビニールプール。Qたろのいるクラスの小さい子たちは
たらいでそれぞれ水をはってばちゃばちゃ楽しむのだそうだ。

「これ僕(私)の!」と言って、一つのたらいが取り合いになることがあるんです。と保育士さん。
たらいはたくさんあるのに、気に入ったたらいがあるんでしょうかねぇ~なんて
話をして、次の日のお迎えの時のこと。

「他の子たちは今日はこだわらなかったので、Qたろくんはお気に入りのたらいで
ちゃぷっとつかって、ぷは~って言ってました」と保育士さんから聞いて
「まるでお風呂のようですね」と答えると、
「ええ。めだまおやじのように」

へ?めだまおやじなんて知ってるの?若いのに!と一瞬驚いたけど
最近キタローは現代風にリニュアルして放映されているから知ってるんだよね。

それにしても子供がたらいにつかっている様子を「めだまおやじ」は笑わせてくれるなぁ。
サト先生に座布団3まい。

年金特別便

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年金特別便が自宅に送られてきた。

消えた年金問題が取りざたされて、社会保険庁の仕事のずさんな管理が
次々と明らかになり、何とかしますという舛添厚生労働大臣の宣言を受けての
この特別便。国民一人ひとりに送られてくるらしい。
(平成20年10月をめどに加入者に送りますと書いてある)

消えた年金問題とは、1997年に導入された基礎年金番号の名寄せ作業で
宙に浮いてしまった5000万件(厚生年金4000万件、国民年金1000万件)のことで
2007年の2月に明らかになった。

私自身も、転職で数度国民年金になる時期があったり、過去の自分の履歴を考えると
社会保険事務所に行ったほうがいいかなぁと思ってはいたが、列に並んで
何時間みたいな報道を見るたびに、まあそのうちでいいか、と
後回しにしていた。

開封して「あなたの加入記録」を見てみると、おお~書いてある書いてある
懐かしい会社の数々。就職先の厚生年金についてはちゃんと記録が
残っている。それぞれまだ倒産したとは聞いていないのでおそらく
抜けていたとしてもトラックできるだろう。

でも、二十歳になったときに入ったはずの国民年金がない。
入ったはずだよな~?なんせ、ん十年前の記憶だから定かでない。
年金手帳を調べてみると、やはり二十歳の誕生日に国民年金に加入している。

就職した時点で厚生年金に切り替わり、退職して次の職につくまでの間に
加入しているはずの国民年金もやはり、抜け落ちている。

調べてみると、合計20か月分の国民年金加入履歴がすっぽり抜けていた。

ははぁこれが宙に浮いた年金かぁ。
自分も宙に浮いた5000万件のうちの一件だったとは!
何の根拠もないが、自分はだいじょうぶとなんとなく思っていたので
驚きは否めない。

でもまぁ「浮いていた」とわかっただけでもよかった。

さて今後これをいかに回復できるのだろうか。
同封の「年金加入記録回投票」に抜けや修正点を記入して
返信しろと書いてある。
4件の記録と、その当時住んでいた住所だ。
そんな昔のこと覚えてないよぅ・・・・

二十歳になったのは友達と一緒に住んでいたときだから
ここは西荻の住所かな。
この転職の時は確か北沢に住んでいたっけな。

人間の記憶なんて実にあいまいなものだ。
何年何月からいつまで、どこに住んでいたなんてことは、ぼや~っとしかわからない。
アパートの賃貸契約書とか、みなさん取っておくのかしら。
東京に来てから賃貸は5回引っ越ししてるけど私は捨てちゃったなぁ・・・

几帳面さと程遠い自分の記録の管理のずさんさにあきれながら
ふと、捨てていなくて住所の書いてあるものを思い出した。
運転免許証だ。
これは2年ごとに更新しているし、かなり正確に何年にどこにいたかがわかる。

こうして、消えた年金記録について、記憶のかけらをかき集めて記入し
念のためコピーを取って(正確にはスキャンしてファイルにして)社会保険庁に返送した。

この後のことは何も書かれていない。
「ねんきん特別便(訂正版)」が送られてくるのだろうか。
それとも記録の統合をしただけで、本人には何も確認の手だてもなく
終ってしまうのだろうか。何の音沙汰もなければいよいよ社会保険事務所に
足を運ばなくちゃいけないのだろうな。

サ・ヴォ・イのピザ

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近所においしいピザ屋さんがある。

駅の近くにあった頃に一度行ったことがあるお店。
ここのピザ屋は賛否両論で、おいしいけど接客最低!という口コミが多かった。
一人一枚ピザを頼まないと文句言われたり
食べたらさっさと出て行かないと怒られたり、
接客にはいろいろと問題があったらしい。
幸い一人一枚注文してさっさと食べて出てきたから
そういういやな経験はないけど、ピザがおいしいことは確か。

それが駅から離れた遊歩道の近くにお店を構えたのを発見したというわけ。
同じ名前のピザ屋がてっきり駅近くを引き払って少々遠いけど
広い店舗に移転したのだと思ったら、違った。

オーナーが結構偏屈な人で、今年になってピザのレシピと店名を店長に譲り、
駅の近くのその場所にはまったく違う名前のピザ屋を開店したらしい。
名前とレシピをもらった店長が開いたお店だった。

我が家的に歓迎なのは、前の店は子連れなんてとんでもなかったけど(狭かったしね)
今度のお店は子連れ歓迎。テラス席は犬もOK。
大きな公園にも近いし、ゆったりした雰囲気がある。

とういことで、QたろOじろ連れて先週行ってきた。

ピザの種類は、マルゲリータとマリナーラ、2つだけ。
これは当然のことながら前のお店と変わっていない。
マルゲリータはトマトソースとチーズ、バジルというシンプルなピザ。
マリナーラはトマトソース、にんにく、アンチョビのピザ。チーズはなくてあっさりしている。
どちらもおいしい~
ナポリ風のピザは生地の塩気がたまらなくおいしい。

Qたろもぱくぱく食べていた。

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この季節は蚊取り線香がないと外はつらいけど、Oじろを連れていけるという点で
非常にポイントは高い。

ピザは2種類しかないけど、お料理はそこそこ充実している。
この日に頼んだのは豚肉しゃぶしゃぶサラダ。おいしかった。
犬と子供を気兼ねなく連れてこれる店。繁盛してほしいなぁ。

これなあに?

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Qたろの最近のブームは「これなあに?」

何でも指さして「これなあに?」を連発する毎日。
知らないものならもちろんだけど、
自分が良~~~~く知っている新幹線の本も、指さして

「これなあに?」
「700系でしょ」
「700系だねー」

「これは?」
「はやてでしょう」
「はやてだねぇ」

こんなふうに延々と続く。本当に延々と・・・

バリエーションもあって、扉のレールを指さして

「これなあに?」
「扉のレールだねぇ」
「これは東横線だよ」

ふーむ。2本あるレールは電車用のレールで、しかも東横線らしい。
子供の視点というのはおもしろいなと思う。

本の電車を指さして、そこに「在来線」と説明があったから
「在来線だよ」というと
「ざいらいせんか~。ざいらいせんのりたいね~」
うーん・・・こういうのは説明が難しい。
でもこんなやりとりで、たくさん単語を脳みそに蓄積していくのだろうな。
めんどうだけど、つきあっていっぱい表現してあげたい。

お風呂に入っているときに、給湯のパネルのお風呂の温度を指さして

「これなあに?」
「お風呂の温度だよ」
「ふーん。おふろのおんど」

次にシャワーと給湯の温度を指さして

「これなあに?」
「シャワーの温度だよ」
「ふーん。シャワーのおんどだねぇ」
しばらく考えて
「おばQおんどは?」

おお。先日の夕涼み会でみんなが踊っていた「オバQ音頭」のことね!
うけた・・・
お風呂のおんど、シャワーのおんどときたら、おばQおんどとは。
おしい。でも確かに同じだよね。笑わせてくれるなぁ。
以来、給湯器のパネルを見る度に「オバQ音頭」を思い出す。

保育園での夕涼み会の縁日の様子。

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おばQ音頭もアンパンマン音頭も、みんなが一緒にやっていることには
いっさい興味を示さず、部屋にも入ろうとしなかったけど
ホント、同調しない子供で・・・
でもちゃんと覚えてはいるんだよね。

保育士の先生達が子供が喜びそうなヨーヨー釣りとかいろいろ用意してくれているのに
(ほとんどの子供が喜んでいるのに)興味なし。
縁日は大きい子供達用の部屋だったため、普段行かないので
いろんなおもちゃがめずらしいらしく、すみに片付けられたおもちゃ箱を
のぞき込み、クシを手にとって「これなあに?」
「クシだよ」
うれしそうに自分の髪をとかしている。
「これなあに?おにんぎょうだよ~」と自問自答しながらお人形の髪をとかしてあげる。
傾けると目を開けたり閉じたりするのがまた不思議らしい。

うーん。縁日の立場は・・・

と、あまりにもマイペースなQたろを見かねて英語の先生が
ヨーヨー釣りのたらいに連れてってくれたけど、ぜんぜん興味なし。
ありがとう先生。ごめんね先生。

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ちょっと大きい子達はもらえない動物の風船。
みんな欲しがっているのにどうしてこういうところで「これなあに?」が出ないのかなぁ。
風船はどうでもいいけど風船を膨らます注射器のようなもののほうには興味津々。
Qたろの「これなあに?」ボタンは独自なツボがあるらしい。
我が家では「これなにおばけ」と呼んでいるが、しばらく続きそうだ。

猫が好き

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海に猫。

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Qたろは、猫が好きで道で出会うと触りたくて近づいていく。

「やんやん!(にゃんにゃん)」

が、日頃はOじろと一緒なのでどうしても猫は逃げてしまう。
たとえフレンドリーな猫でもこれは仕方ない。

このときはOじろはいなかったので、猫にかなり接近できたけど
やはり警戒して触らせてもらえず。
さっきまでパトロールのお兄さんがなでていたから人には慣れているのだろうけど
子供の動きはやっぱりイヤよね。

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今度はなでなでできるといいね。
Oじろ用の煮干しでも持ってこよう。

海に入れた!

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曇り空の日曜日。
ここのところおじろも家の中に籠もりきりだし、
日差しがないといくらか過ごしやすいし、やわらちゃんも負けちゃったし。
ということで、午後から海辺の公園に出かけた。
今までは木陰に陣取るしかなかったが、最近手に入れた
シェード(テントみたいなやつ)をお試ししてみることにする。

公園の丘の上にシェードを設置してビールを飲んでお昼寝タイムをもくろんでいた私たち。
海からそよそよと気持ちいい風がかけあがってくる。
冷えたビール(Qたろはぶどうジュース)で乾杯しながら
シェードの中でしばしくつろぐ。

少し横になってお昼寝しようかとゴロゴロしてみても
移動中に寝ていたQたろは元気いっぱい。Oじろはもちろん元気いっぱい。
昼寝はあきらめ、水遊び用のバケツとボールを持って干潟にお散歩行く。

今日は潮が満ちている。
6月に来たときには怖くて水に足をつけることもできず
砂遊びだけしたのだったが、やはり今日もだめかしら。

ズボンを脱がせ、いざ海へ。
海を目前に足は止まる。

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オレが代わりに入ってやるぜ!と言わんばかりのOじろ。

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「あっこする~」お父ちゃんに抱っこしてもらって海へ。
「な、軟弱な~なんてはがゆいのかしらぁ!」by Oじろ

波打ち際まで行ってみるものの・・・。波が来るとあわてて逃げる。

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これを何度か繰り返していた。

この様子を見て欲求不満に身もだえする不憫なOじろを連れて、
人のいない干潟の奥まで行ってボール投げをして走らせてやる。
さすがに暑い時期。あまり走ると倒れるから少しで切り上げ
水遊び隊の様子を見に戻る。

すると・・・

なんと水に入って遊んでいるではないか!
砂をすくってはざぶん!大笑い。

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まるで別人のようなこの変わりよう。今度は上がろうと言っても「もっと遊ぶ~!!」
おまえもOじろと同じく、唇が紫になってもプールから出ないタイプなのか・・
普通のおむつでしゃがんで濡れると海水吸収して重くなるんだよぅ。

思えば去年の11月のプーケットのときに砂浜を歩けなかったところから、
1月のワイキキでようやく水に足の先をつけられるようになり、今ようやく
水にしゃがんで遊んでもだいじょうぶになった。
何がきっかけかわからないけど砂にざわざわと寄せる波の気持ち悪さを克服したらしい。
もうすぐ一年だ。長い道のりだったなぁ。
今度は水遊び用パンツ持ってこようね。

最後は足洗い場のシャワーで足を洗う。

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もともと水遊びは大好きだからこういうのは平気なのだ。
足が地に着いていないかんじが苦手らしい。
ブランコが苦手なのもそれが理由と思われる。
来年は海水浴が楽しめるようになるといいねぇ。

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ぜーんぶ着替えてさっぱり!
この後車で爆睡したのは言うまでもありません。

久しぶりの羽田空港

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9日の土曜日は、北海道出張から帰ってくるお父ちゃんを迎えに羽田空港へ行ってきた。
久しぶりの羽田。最近すっかり鉄道少年になってしまったけど、その前は
飛行機にご執心で毎日飛行機の絵本を抱いて眠りについたものだった。
羽田にも飛行機を見に何度行ったことか。
あんなに愛していたのに、今やすっかり鉄ちゃんへの道へまっしぐら。
まだ飛行機に愛はあるのかしら。

7時頃到着する便なので、お迎えに行ってそのまま空港で食事することにして
夕方早めにお風呂に入り、準備万端。いざ羽田へ向かう。

「お父さんお迎えに羽田空港行くよ」と言うと、
「おとうさん、かえってくるのね。はんねだくうこう・・・ぴかちゅう見に行く?」
目がきら~ん☆
「ぴかちゅう見ようね。久しぶりだね」
「ぴかちゅう持って行くの!」
と、ポケモンジェットのチョロQを取りに行く。
2月に金沢空港の売店で買ったおもちゃ。それこそ肌身離さずどこにでも
持って行ったものだった。久々のご指名。

最近お出かけというと、おもちゃやハンカチなどを自分のバッグに詰めて
お出かけセットを作るようになった。バッグといっても、濡れものを入れるプールバッグで
手に持つと引きずってしまう大きさ。詰め終わると「お母さん持ってね!」
うーん、車だからまぁいいか。そろそろリュックでも与えて自分で持たせるようにしなくちゃかね。
では出発だ~

いつも行きは環七を使うけど、帰りでしか使ったことのない山手通りで行くことにしてみる。
なんとなく、より都心に近いほうが空いているような気がしたから。
はて。一人で運転して曲がるところがわかるかしら・・・
少々不安はあったものの、なんとなくうろ覚えながら、バスやタクシーが行くからここだろう!
みたいな山勘で、無事空港へと向かう湾岸道路へ出る寸前、ちょうど新幹線が
目の前に走っている!「エヌななひゃっけいだね~」と後ろの座席からコメントが。
運転しているからちらちらしか見られないけど確かに N700 系が大阪方面に
向かって走っていった。

この道で来て良かったねぇと言いながら、湾岸道路へ出る。
すると、何とずらりと新幹線が並んでいる!
そう、ここは大井操車場で新幹線の車両基地になっているのだった。
前から見に行ってみたいねと言ってたけどこんな所にあったんだ~
夕方6時過ぎということもあってか、新幹線が一日の業務を終了してたくさん並んでいた。
いつもここを通る時は、東京方面の反対側を走り、しかも真ん中に首都高をはさんでいるために
見えなかったのだ。思いついてみるもんだなぁ。
でも・・・そうだ。飛行機の愛を確かめに来たんだよ。

やがて夕焼けの中、海底トンネルをくぐり空港へ到着。
ANAの発着する第2ターミナルに直結している駐車場には「満」の赤いサインが見える。
さすが夏休みだー。土曜日だしね。
仕方ない、ちょっと歩くけどもう一つの駐車場に入れるか。
と思いつつ、敷地内を一周する頃には「空」の緑のサインに変わっていた。
ちょうど続々と出て行く時間らしい。ラッキー!

まずは展望デッキへ。この冬には何度もここにへばりついたよねぇ。
金網のヘリによじ登って飛行機を眺める。「おおきいねー!」
やはり、愛はまだ(少しは)あった?離陸する飛行機を見ては
「速いね~飛んでっちゃったね~!ははは~!」と喜んでいる。

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夕焼け空がだんだんと濃さを増し、風が強かったせいか夏にしては空気が澄んでいて
東京湾を挟んでお台場やディズニーランド方面の夜景がきれいに見える。
でも残念ながらポケモンジェットはいなかった。
子供向けだものね。昼間の時間帯に飛んでるんだろうね。

海風に吹かれながら、金網にはりつくこと約 20 分。そろそろ到着時間になるだろうからと
中へ移動する。ガラス張りの通路からも離陸する飛行機は見ることはできるが、7時を過ぎると
すっかりあたりは暗くなり、点滅するライトだけがたよりになってしまう。

ざわざわした雰囲気に興奮しきりでフロアをあっちこっち走り回って、
大きな牛のオブジェに向かって「これなあに!」
「牛だねぇ」
「おかあさん、さわってみる!?」と鼻面をなでては「わはははは~!」
いや、さわっちゃいかんだろう。

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今まで気にしていなかったが、展望フロアに牛がいたのだ。
何で牛?と、作品にコメントが書いてある。

「太古の昔、月の形に似た角を持つ牛は、天体の運行を司る使者として、
人々から崇められていた。今、このターミナルの作品『MOOON』は、
宇宙を仰ぎ、空を見つめ、守護神としてあなたの旅の平安を祈っている」

なるほど。確かに牛の角が金色に塗られて月のようだ。青い牛は夜空で
月の影になった木々がおしりのあたりに描かれている。
Moon のつづりに O が一つ多い理由は分からない。牛の鳴き声の Moo をかけてるなら
なかなかしゃれがきいている。

作者である千住博氏はこの第2ターミナルの絵を手がけていて
吹き抜けのエスカレーターに乗ったときにQたろが上も見上げて「お空だね~」と指摘していた
天井画も、足場を組んで直接描いたということだ。すごい高さだよ・・・
日頃空港を利用しても、目的ばかりが優先してこういう芸術に気がつくことがなかった。
子供の視点てするどい。む~ん!うなっちゃう。
トトロやネコバスが大人には見えないのもこんなところから来てるのかもしれないなぁ。

さて、外は暗くなったものの発着する飛行機はライトアップされているのでまだまだ楽しめる。
はしゃぎ疲れてきたのか「ごはんたべるぅ?」と言い出したので
いつもの中華料理屋さんに行き、窓際の席が空いたところで座らせてもらって待つことにする。
やはり「かぶりつき」で見ている。「あれなあに?」を連発しながら。

ほどなくお父ちゃん登場。あんかけご飯セットと海鮮しおそばを頼んで飛行機が行き交うのを
眺めながら食事。麺好きなQたろのこと(私の子供だ)取り分けた麺をつるつると平らげて
おかわりする勢い。
大きいサイズのシュウマイも半分ぐらい食べていたし、あんかけのお肉もパクパク。
ニンジン、絹さや、白菜など、野菜もいやがらずに食べている。このまま野菜好きに
なってくれるといいけどな。それにしても今日の食欲はすごい、杏仁豆腐も一人で平らげた。
いろんなものを見るとおなかがすくのかな。

Qたろのおかげで飛行場の楽しみ方がもう一つ増えた。
今度はロビーと到着ターミナルにある壁画も見に行ってみよう。

空箱があると

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入りたくなっちゃう。

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こういうのよく猫がやるよね・・

お姉ちゃんたち

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昨日は久しぶりに友人宅に遊びに行った。
子供達も夏休みで、いつもなら部活でいない中学生のお姉ちゃんも
部活が休みでおうちにいる。妹は小学校2年生。
二人とも小さい子供が大好きでQたろが遊びに来るのを楽しみに待っていた様子。

朝、二人がものすごーく喜んでくれる生チョコレートケーキを買いに行き
川崎方面へ向かう。でもなんだかすごく渋滞。まず山手通りが渋滞。
行楽とか関係のない駒沢通りとかはすいてるけど、環七や環八といった
幹線道路はノロノロだ。県外のナンバーがたくさんいるからきっと高速道路を
目指しているのだろう。そういう季節だよね。

多摩川を渡り、友人宅到着。暑くて照り返しがきつい~
「おっきくなったー!」「かわいいー!」といいながら美人姉妹が出迎えてくれる。
途中で寝てしまい、寝起きのQたろは母ちゃんに抱っこしたまま離れない。

リビングに入って、子供たちが顔を見せると別の方向にそっぽを向く。を
繰り返している。姉妹が挟み撃ちにして両方に顔を出すと、そっぽ向いても
別のお姉ちゃんがいるから、しかたなく母ちゃんの鎖骨のあたりに顔をうずめ
みんなで大笑い。

そんなことを繰り返しているうちにだんだん慣れてきて最初は母ちゃんの足とかどこかに
くっついたまま座り、次に少し離れてみる。そしてだんだん距離が遠くなり、
30分ぐらい経つ頃にはすっかり慣れてお姉ちゃんたちに遊んでもらっていた。

一緒におやつを食べたり、ビデオを見たり。

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ソファの上のよじ登っては、カーテンに隠れる。カーテンは我が家にないので
かくれんぼみたいで楽しいらしい。そしてソファの上に落ちる。
それを上のお姉ちゃんがクッションでキャッチするという遊びに興じていた。

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楽しかったね。今度は涼しい時におーちゃんも一緒に来ようね。

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お世話になりました。

この日は結局昼寝もせずにずーっと遊んでいて大興奮だったQたろ。
帰りの車で寝たのだが、家についても寝続け、ご飯も食べず、お風呂も入らず
朝までひたすら寝ていた。相当疲れたらしい。

商店街のお祭り

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この週末は商店街のお祭りで、土曜日が阿波踊り、日曜日がよさこい。
近郊各地からいろんなグループがやってきて踊りを披露しながら
商店街を練り歩くという趣向になっている。

日曜日の夜、早めのお風呂と子供の食事だけ済ませて見物に行った。
人が踊っていると反応して吠えてしまうのでおーちゃんはお留守番。

商店街は見物客と踊る人でごった返していた。スピーカーから大音量の音楽が流れ
それに合わせてそろいの衣装を身にまとった人たちが踊る。すごい熱気と音。
途中、お友達と出会う。ヨーヨー釣りに夢中になっていた。
大きな音にビビリぎみのQたろはお父ちゃん抱っこから離れないため、
そのままお散歩がてら駅の方向へぶらりぶらり。
商店街と反対側の道は少し空いている。

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駅近くの広場のバーでビールタイムにする。
お祭りメニューの鶏の唐揚げと枝豆を注文。揚げたてゆでたてでおいしかった。

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ここは少し道路から離れているから音も少し緩和される。
先週お父ちゃんが購入してきた iphone に夢中。
「ゆーちゅーぶー」といいながら YouTube でビデオを再生しては観ている。

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それにしても最新機器には鼻がきくというか、リンゴマークが大好きなようだ。
家でコンピュータといえば、お父ちゃんの Macbook air のことだと思っているフシがある。
「こんぴーた!(コンピュータ)あっぽー!(アップル)」と指さして見せろとせがむ。
不憫な私のソニーちゃん。

そしてまた混み合う商店街を家路に戻った。
手ぶれで不思議な一枚になっちゃった。

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どんなに周囲が賑やかで楽しそうでも、興味がなければ我関せず。
せっかく近くでこんなお祭りがあるけど、いつか中に入って踊るようなことはあるのだろうか。
親がやらなければ子供もやらないのだろうか。

公開レッスン見学

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先日の公演は逃してしまったけど、バレエ団の公開レッスンが行われるということで
茅ヶ崎まで行ってきた。茅ヶ崎といえばサザンオールスターズ!(くらいの知識しかない)
でも車では行ったことあるけど、電車だとどう行けばいいのだ。

私を知っている人なら「電車で行くの!?」と驚かれそうだ。
なにせどこに行くにも車人間だったワタシ。そう、車を所有するようになってこの10数年。
通勤も田舎なので車、犬もいるし電車はあり得ないのだ。
そんなこんなで乗らなくなった東京の交通網は最近複雑を極めていて
乗ったことのない路線も多数ある。
しかし、喜ぶからなぁと思うと、腰の痛みを押して頑張ってしまうのがオヤというものらしい。
ああ、こういうところでも、子育ては若いうちに・・・・と思ってしまう(特に腰が)。

今回は初めての湘南新宿ラインに挑戦してみることにした。
恵比寿から乗り換えなしで茅ヶ崎まで行けるらしい。

まずは恵比寿まで送ってもらい、お昼ご飯用におむすびを調達し
切符を購入。ここのところ、カードで乗っているので久しぶりに紙の切符を手にする。
そしてグリーン車はなお快適というお父ちゃんのアドバイスによりグリーン券 750 円を購入。
これは車内でも購入できるけど250 円高くなるので事前に買っておいた方がお得になる。

ついでに改札口を入るとすぐ左手にある焼き栗を購入。粒の大きな栗でおいしいよね~
小さいパックをおやつ用に、少し大きいのをおみやげ用に買っていざホームへ。

見た目は普通の電車だけど、グリーン車の車両のみ2階建てになっていて
座席も新幹線ぽく2列ずつ両側に並んでいる。

発車するとすぐに検札の車掌さん(女性)がやってきてグリーン券の有無をチェックされる。
飲み物やおつまみなどの詰まったバッグを抱えて売っていた。車内販売もあるんだなぁ。

車掌さんが検札を終えて出て行くと、やがて自分の座席の上のランプが赤から緑に変わった。
ちゃんと切符を持って乗っていることがこれでわかるようになっている。
「でんきついてるね~」天井を見ながらつぶやくQたろ。よく見てるねぇ。
Suica でグリーン券を買っていれば、そのランプにかざすだけで緑に変わり検札の必要がない。
世の中いろいろと進化しているなぁ~!

焼き栗とジュースでおやつタイム。

2008080212060000.jpg

湘南新宿ラインは大崎を超えたあたりで新幹線と平行して走るところがあって、
ときどき新幹線が通るのが見える。
Qたろの「あっ新幹線!」の声に見てみると確かにかなり近いところを通っていて迫力がある。
横浜まではその他にもたくさんの路線が通っていて、電車を見る度に
「あれなあに?」「でんしゃだよぅ」と自問自答したりしていた。

茅ヶ崎到着。駅から徒歩8分の道中はもちろん抱っこ。
1歳過ぎの歩き始めの頃は、抱っこをいやがっていつでもよたよた歩きたがったものだけど
(最長不倒距離10メートルぐらい)
かなり長距離歩ける 2 歳の今(1キロぐらい平気で歩く)
歩きたいときと歩きたくないときがはっきりしている。
道中はいや。でも行った先では走り回る。といった具合。

市民文化会館のホールで友人と3年ぶりの再会。
「これか!?」とQたろを見て。「パパそっくりじゃ~ん!」
これは初めて言われた。お互い元気そうな様子を喜びつつ座席へ。

さて、舞台は初めての経験。
果たして静かにしていられるだろうか。
席につき、時間になって場内が暗くなり、舞台のカーテンがするすると上がると
「こわい~」と泣き出してしまった。

すかさず座席後方の「母子室」へ連れて行く。
中は6人ぐらい入れるスペースで、正面がガラス張りになっていて舞台を見ることができる。
会場の音はスピーカーで聞こえるけど、この中にいればどんなに泣きわめいても
外に音は漏れない。中にいる人は「お互い様」だ。
ところがQたろは中に入ったとたんにケロリとして静かになってしまった。
きょろきょろと周りを見回して安心すると、舞台にも目をやってダンスを見つめたりしている。
最初に真っ暗になって、ピアノの音が突然鳴り出して、びっくりしただけだったようだ。

一回目の休憩のときに元の席に戻ると、後はずーっと静かにしていた。
ホールの広い天井をすみずみまで観察し、全部真っ暗なのになんで「非常口」の
ライトだけ緑に光っているのか?とじーっと見つめる。
そして時々舞台を見る。
音楽が楽しいのと、小さな子供達のダンスもあって、結構楽しかったのかもしれない。
小さいクラスは4歳の子供から舞台に上がって、見よう見まねの踊り(お遊戯?)の
かわいらしいこと。間違ったり、男の子が女の子に手を引っ張られてリードされたり
会場からは笑いがわき起こる。

1:30開演で、3時半ぐらいまでは何とか目を開いていたけど、コッペリアの
ハイライトが始まる頃に、音楽をBGMにして抱っこしたまま眠ってしまった。
こういう雰囲気を味わう機会はなかなかないので、良い経験だったのでは
ないだろうか。ドン・キホーテのグランパドドゥも見られたし、小さい子供から
大学生まで、いろんな踊りが見られてこれはこれでとても良かった気がする。

帰り道、茅ヶ崎駅のホームで電車を待っていると、風が気持ちいい。
やはり浜風のせいかしら。

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この日はサザンビーチの花火大会で、下り電車が着くと度にたくさんの人が
下車してホームがいっぱいになるくらい。
帰りも湘南新宿ラインで帰ってきた。

2008080216320000.jpg

検札に来た車掌さん
「これは恵比寿に止まりませんよ。大崎で乗り換えるか渋谷まで行って戻るかしてください」
あら~そんなこととは知らず乗ってしまった。

「お子様は混んできたらお膝にお願いします。」と言って、窓側の座席のランプのみ
緑に点灯した。そうか、来るときは空いていたから2座席を緑に点灯してくれたんだなぁ。

窓側の席に座ってQたろを抱っこして座り、おむすびを食べさせていると
案の定、横浜駅でたくさん人が乗ってきてほぼ満員になる。
隣には崎陽軒のシュウマイ弁当を持ったお兄さんが座った。

しばらくすると、「次は~大崎~」のアナウンスが。はっ!
「たらこのごはんもっと食べるぅ」と口をツバメの子供のようにぱくぱくしているQたろに
「もう下りるよ!」と荷物を回収。早い~

大崎での乗り換え。渡り廊下の下を行き交う電車を眺める。

2008080217150000.jpg

成田エクスプレスも通過した。
「あれなあに?」「成田エクスプレスだよ」
「なりたえくすぷれす。あれのる?」
「今日は乗らないよ。成田に行くとき乗れるといいねぇ」
そういえば過去二回の成田行きは車だったな。

そういえば・・とここで気がつく。
近いものは「これなに?」で、遠いものは「あれなに?」と使い分けているらしい。
いちおう距離感で質問を変えているのだろうか。

山手線に乗り換えると、結婚式の披露宴帰りとおぼしきお兄さんが
お酒のにおいをぷんぷんさせながらさっと座席を譲ってくれた。
二人が座席を立ってくれたけど「抱っこしますからだいじょうぶですよ」と言うと
一人がまた座って話しかけてきた。

「かわいいっすねぇ~。電車が好きなんすかぁ~」
Qたろの 700 系ボールペンおもちゃを見て聞く。

「あ、外見たいんじゃないんですか?こっち座ります?」
私が座った端っこは窓が見えないから気を遣ってくれている。親切な酔っぱらいだ。
「ああ、見えますからだいじょうぶですよ」

「いやぁ、ボクのとこ、2ヶ月なんですよぉ」と顔をほころばせる。
どうやら2ヶ月の男の子の新米パパらしい。Qたろがニヤリと笑ったりすると
「ちょーかわいいっすねー!」と大きな声で喜ぶ。周囲の人も笑っている。
「いやーもう、帰りたくなっちゃった。これから二次会なんすけど、帰りてぇ~おれ帰っていい?」
と仲間に聞いている。「帰って風呂入れたい~!ボクの日課なんすよぉ!」

車内にくすくすと笑いが広がる。ああ酔っぱらい。
恵比寿でお礼を言って下りると「もう下りちゃうんですかぁぁぁ」
そして前に立っている女の子二人に「どうぞどうぞ!」と席を譲っていた。
明るい親切な酔っぱらいでこっちも笑ってしまった。
なんだか遠くに行ってきたような一日だったね。

手足口病

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見たことも聞いたこともないけど、こんな病気あるんだシリーズ第2弾。
去年の夏の突発性発疹に続き、手足口病。

何じゃそりゃ~?となるのが普通だと思う。
子供がいなければたぶん知る機会はないだろうと思われる、
文字通り手と足と口の中(粘膜)に水疱を伴った発疹のできるウィルス性の感染病で
主に幼児がかかる。まれ~に成人していてもかかるらしい。ようは免疫力の問題みたい。
夏風邪とも総称されるらしいけど、こんなのやったかどうかは覚えていない。

月曜日に、膝に発疹ができていて、あれ?と思っていたが、念のため小児科に受診して
発覚した。飛沫感染するので外に出られない。
火曜日は、バレエをやっている友人の息子さんの卒業公演を見に行く予定だったので
残念だった~。昼の部は幼児連れでも見に行ける希少な機会だったのに。

演目はコッペリア全幕。音楽好きなQたろのこと、きっとバレエの舞台も気に入ってくれるだろうと
見せたかったのになぁ。
友人曰く、親が熱心に計画している時に限って子供は熱を出すものなのよ~
確かにそうだ。去年の突発熱のときは、お父ちゃんとミュージカルを見に行く予定で
その夜は友人と飲もう!って夜遊び計画を立てていたのだった。

幸い熱も出ず、発疹も手と足に数個できたのみですぐに治った。
口の中にできると口内炎のようになって、何を口にしてもしみて泣いてしまい
食欲が落ちてますます治りにくくなるという病気らしい。
それもなく、食欲もりもりのおかげですぐに治まったのかもしれない。

潜伏期間は3日~6日ということなので、土曜日に会った子供達にうつしていないと
いいなと思っていたが、それはなかったらしい。ほっ。

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浜松遠足

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7月27日(日)は早起きして JR 東海の夏休みイベントにでかけた。
行き先は浜松。新幹線を組み立てる工場を開放して毎年行われているらしい。

京都に行くときの新幹線はいつも「のぞみ」だけど、浜松は停車しないので今回は「ひかり」。
もしかしたら 300 系かも?
おーじろうは早朝のうちにお散歩を済ませ、お留守番。待っててね。

地下鉄に乗って東京駅に7時30分くらいに到着。
朝ご飯用におにぎりセットとカツサンドを買っていざホームへ。
自由席に乗るのも初めて。すでに家族連れやサラリーマンが並んでいる。
予想に反して、入線してきたひかり号は 700 系だった。
品川、新横浜と停車して、ほぼ満席になる。
お出かけといえば車ばかりだったので新幹線の日帰りは新鮮なかんじがする。
日曜日の朝の新幹線がこんなに混むとは知らなかった。夏休みだからかな。

おにぎり食べたりパン食べたり。朝からビール飲んだり。
やっぱり運転しないといいよねぇ~
東京はどんより曇り空だったので少しは過ごしやすい一日になるかと
期待していたが、西へ向かうにつれてどんどん晴れ渡ってくる。
やっぱり今日も暑くなりそうだ・・・・

9時半過ぎに浜松到着。会場はバスで15分ぐらいのところにある浜松工場で
無料シャトルバスが出ているのだが・・・・駅を出て、驚いた。

まずタクシー乗り場に長蛇の列ができている。
どうしたんだろう?とシャトルバス乗り場へ行こうとすると案内のおじさんが立っていて
「ただいまバスは1時間待ちです」
えええ~!

10時オープンだから十分早いと思っていたら、それはとんでもなく甘い考えだったことを知って
呆然とする素人な私たち。

タクシーだって空のタクシーがあまり来ないから軽く一時間ぐらい
待ちそうな勢いだ。圧倒的に子供連れの家族が多いが、マニアなおじさん(おばさん)
お兄さん(お姉さん)も結構いる。
恐るべし新幹線人気。

案内のおじさんによると、路線バスは5番乗り場から出いて、イバイセキ前とやらで
下ればいいらしい。料金が 150 円かかりますと申し訳なさそうに言う。
なんの、移動できる手段があるなら構いませんとも。
そもそも東京だと 230 円なんだから安いわよ。とどうでもいいことを考えながら
地下通路を渡ってバス乗り場へ行くと、そこにも予測に違わず長蛇の列ができていた。

このイベントは土日の二日間行われているのだが、浜松駅周辺がこんなに混むのは
このときだけではないだろうか。シャトルバス、タクシー、5番乗り場の喧噪とは裏腹に
街は日曜日の朝の静かな風景だ。

幸い路線バスは2台目で乗れたためそれほど外で待たされることはなかった。
並木や屋根で日陰はあるし、炎天下のタクシー待ちよりずっと楽だし早かったと思われる。

バスに乗ると、Qたろ連れなのを見ておじさんが座席を譲ってくれた。
60代くらいの方だろうか。
やっと来たバスに幸運にも座れたというのに、譲ってくださる心意気がありがたい。
二人がけの座席で、奥さんの隣にQたろ抱っこして座らせてもらう。
息子さんが新幹線マニアで、毎年連れてきてくれるのだと嬉しそうに話していた。
しかも群馬県から。朝4時起き!!まずは高崎まで出て、上越新幹線で東京駅まで。
そして東海道新幹線に乗り換えて浜松まできたのだという。今年で3年目だそうだ。
しかもこのイベントを見学した後、浜名湖へ遊びに行って、今日中に高崎に日帰りだそうな。
すごい・・・・気力と体力が。
こんな人たちが全国から集まってるってことか。

ヒトビトの気合いの入り方の違いに少々気後れしながらも、バスは現場へ到着。
バス停は「伊場遺跡前」だった。ご夫妻&息子さん(30代前半ぐらいかな)に
お礼を言って分かれた。
この時点で10時半。すでに日は高く、灼熱の太陽がまぶしい・・・
ビジネスホテルの団扇を持っている人もいたから、泊まりがけで来ている人も
いるのだろうと推測される。

まずは入場(無料)。すでに大勢の人でにぎわっている。

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団扇と会場の案内図、スタンプラリーの紙(迷子札にもなっている)などを
もらう。

2008080307350000.jpg

それにしても工場は広い。って新幹線作ってるんだからあたりまえなんだけど
大きな体育館がずーっと連なっているようなかんじ。当然冷房もなく、巨大な扇風機が
ところどころにあるものの、暑いこと~
スタッフも大変だろうなぁ・・・

新幹線をつり上げる様子。下から見ることなんてないのでおもしろい。
空飛んでるね~

すでにこの時点で汗だく。
こういうショーがあると狭い通路に人がぎっしり集まってくるため
扇風機の風すら涼しく感じるくらいの熱気。
お休み所で冷たいお茶を飲んで一休みしたものの、やはりこんなに暑いところに長くいたら
身体に悪そうだ。頭がクラクラしてくる。
さくさくと新幹線車両を見学して帰ろうということにする。

が、しかし。
広い敷地内を移動しなければならないのでそうそうさくっとはいかない。
会場をぐるっと回り込んで 700 系と N700 系エリアへ。
大きいね~

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運転席に座る体験や運転士さんの帽子をかぶって写真を撮るとか
いろいろイベントがあるんだけど、1時間40分待ちとかアナウンスしていた。
また今度ね。今度があればだけど。

700 系と N700 系の並んでいるところで。
うれしくて大興奮。

PQ1000926.jpg

普段は見られないドクターイエロー
これは屋外展示だったので、日差しが強い~
近くで撮影するのさえも列ができていたから、遠くからパチリ。

PQ1000928.jpg

これで満足。
敷地の外に設置してあるタクシー乗り場へ移動するが、それだけで 10 分ぐらい
歩かないといけない。途中、無料シャトルバス乗り場にはすでに人の列ができていた。
帰りも大変そう。

タクシー乗り場は誰も並んでいなくてすぐに乗れた。
車に乗り込むと、これぞ文明。エアコンで冷えた空気は天国だ~~~涼しくて生き返るぅ。
しかし、興奮の連続と暑さで疲れたQたろは心地よい涼しさと揺れで寝てしまった。

タクシーの運転手さんに聞いて、おいしいと評判の鰻屋さんへ行く。
確かに行列ができている。日陰で待つこと約 10 分。
順番が来る頃にはぐっすり。ちょうど小上がりの席に通してもらったので
畳の上に寝かせて鰻重を注文する。

鰻は苦手な私。え~そんな日本人いるの?と良く言われるけど
少なくとも四人は苦手という人を知っている。
鰻重といえば誰にとってもごちそうだと思われているので困ることも良くあった。

でもね。この暑さのせいでしょうか、こんがり焼けた鰻がおいしい!
口の中でさらっととけるしつこくないお味で、タレもおいしかった。
しかしあまり免疫のない私。全部は食べられない。
半分食べたところで、残り半分の鰻だけお父ちゃんへ。
味のしみたご飯だけいただいた。
やっぱり脂がのってるものはたくさん食べられない。
鰻重ハーフ(ただしご飯はフル)とかあればなぁ。
というわけで初めての鰻重体験の機会を逃したQたろなのでした。

良く寝て元気回復したQたろは、乗る前にスーパー(なぜか成城石井があった)で
調達したきつねうどんを帰りの新幹線でもりもり平らげた。

私たちはオリーブをつまみにワインで乾杯。やっぱり運転していないといいね~

帰りは品川で下りて帰ってきた。
楽しい一日だった。でも、疲れた。
運動会の一日を過ごしたような倦怠感。かなりへとへと~

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お疲れさまでした。

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