2008年3月アーカイブ

ライブカメラで

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Qたろの保育園ではライブカメラが設置されていて
日中の子供の様子を見られるようになっている。
この園はインターネットを活用しているほうで
行事もブログでアップしているし、毎月の保育時間申請シートも
エクセルのファイルをメールすれば良いので便利だ。

このライブカメラ、前のPCの時はときどき覗きに行っていたんだけど
去年新しいPCに乗り移ってから、どうしてもカメラを起動したとき
アプレットが開かず、ビスタになったせいかなと思ってあきらめていた。
最近新しい携帯に機種変更したのでアクセスしてみたが
やはりパスワード入力とかめんどうだし画面も小さいからPCの方が見やすい。

やっぱりPCで見たいなぁと思いつつ
父ちゃんのmac+safariでは見られるのでためしにsafariをインストール
してアクセスしてみた。すると。最新のjavaがないよ~んとエラーがでる。
ななんと!javaがないまたはjavaが古い。そりゃアプレットが起動しないわけだ。
早くゆってよ。IEって不親切だなぁ。

というわけで最新のjavaをインストールし、「ライブカメラ」をちくっとすると
今まで「エラー」とつめたく×印が出ていたのが
now connecting... の画面が・・ああ、これよこれよ~

親が近くにいないときの子供の様子というのもなかなかおもしろい。
保育士さん一人につき3~4人の子供を相手にしているので、
家にいるときみたいにいつも大人が相手をしてくれるわけではない。
(うちでは結構O次郎も相手をしてくれているけど)

特に0歳児のいるクラスだから、Qたろあわせて4人ぐらいの子供達が
高月例で食卓のテーブルを囲んで、ときどき保育士さんのフォローは入るものの
離乳食が始まったばかりの子供達に保育士さん達はかかりっきりになりがちだ。
でもそれぞれ上手に食べている。子供同士というのもいいのかも。

お昼が終わってベッドが用意されると自分のバスタオルの置いてあるベッドへ
寝転がり、背中とんとんされて寝返りを打っているうちに寝てしまう。
魔法のようだ。

だいたい家にいるとお昼寝だってなかなかしてくれないし
抱っこしてないと寝ない。置くとセンサーが動作して泣く、というのは
小さい頃から変わらない。
こんなふうに、甘えるときと甘えられないときを自分なりに
切り替えているのかもしれないなと思う。

ある時のできごと。
夕方4:30頃、もうすぐお迎えだけど何して遊んでるかなと思ってのぞいてみると
フロアには3人ぐらいの子供がいて、子供達はそれぞれおもちゃで
遊んでいるらしかった。ちょうどフロアの中央にあるおもちゃをQたろが
取りに行くのが見えた。おもちゃを手にして床に座ると、保育士さんがやってきて
結構な勢いでおもちゃを取り上げ、別の子に渡した。

はっとした。取り上げ方がひったくるみたいだったから。
床にあるおもちゃで遊ぼうとしただけに見えたけど・・?

そして保育士さんはQたろの前に座り、肩をつかんで揺すって何か言っている。
たぶん、おもちゃを取ってはいけないでしょう、とかなんとか。
音声は聞こえないからわからない。
でも叱っているらしいから、きっと順番じゃないとか、何かのルールを
やぶったのだろう。そりゃ仕方なかろう(ちょっと激しいかなと思いつつ)
と見ていたら次が驚いた。

保育士さんは立ち上がりざまにQたろの手を引き、
おむつ替えのコーナーへと引っ張っていった。
片手でぶらんとなった状態から、立ってトコトコついていった。
おむつ替えコーナーは扉の向こうなので後のことはわからない。

ほんの数十秒の出来事だったが、保育士さんはとてもQたろに腹を立ててる
みたいだった。確かにだんだん聞かなくなってきてるからごもっともなのだが・・

いけないことをしたら叱られるのは当然にしても、
気になったのは、おもちゃの取り上げ方も連れて行き方も
腹立ちにまかせてやっているように見えたことだ。

私が見ていた限りでは誰かのものを横取りしたような
様子はなかったけど・・・。その場面しか見ていないからわからない。
青いシャツを着ていたからバイトの保育士さんらしいが
知らない人だ。担任の先生なら誰だかわかるんだけど
担任の先生はその辺には見あたらなかった。
みなさんいつもゆったりした接し方をする印象があるので意外だった。

お迎えのときに園長先生に聞いてみようかなと思ったが、
エレベータが壊れていて業者さんが来ていたりで
忙しそうだったので、そのときはそのまま家に帰り、
いいつけるみたいで少々後ろめたさはあったものの
気がついた点は何でも言って欲しいと日頃からよく
おっしゃっているので、メールで伝えておいた。

次の日お迎えに行くと、バイトさんにヒアリングしたらしく
園長先生が担任のリーダーを呼んでくれて
何があったのか説明があった。それによると、

午前中に同じおもちゃをQたろが何度か横取りした。(やっぱり・・)
Qたろが持っているのを見てまた横取りしたんだと思って取り上げて叱った。
乱暴な対応だったと言われてみればそうだったかもしれない。
ちょうど他の子供達はお散歩に出かけていて、子供3人が園に
残っていて、担任が一人、バイトが一人保育にあたっていた。
申し訳ありませんでした、と担任さんは恐縮した様子だった。
何があったのかが分かったし、今後このようなことがないように
対応していくとのこと。

・思い込みで取り上げて叱ったのはいけなかった。
・未熟な保育者の行き届かない部分を担任が管理できなかった。

というところが反省点としてあげられた。

いずれにしても、カメラで様子をオープンにし、保護者からの意見を取り入れ
改善していく姿勢があるのはすごいことだしとてもありがたい。
バイトさんとは顔を合わせていないけど凹まずにいてくれるといいけどな・・

子供相手に、重労働で大変な仕事だと思うが
感情的にならずに叱れるのがプロなんだろうな。きっと。
気をつけないと、「しつけ」と「八つ当たり」は結構紙一重だったりする。
しかり方に一貫性がないと混乱させるだけだ。

犬を育てたときも同じことを感じたものだなぁとおじろを見ながら思う。

おれのこと?

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こんなだったのよね。

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まだ3ヶ月の頃。
でもこの頃は本当に大変だったなぁ・・・
かわいいときは手がかかるの法則かな。

桜満開

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この週末は桜がちょうど見頃。
近所の川沿いに桜並木があってなかなか美しい。
お散歩がてら行ってきた。

桜だね~上見てごらんというと、見上げて「さくら!さくら!」と嬉しそう。

ここのところの暖かさで急に咲いたせいか、桜が花ごとたくさん落ちている。
少しかわいそう。

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最近ベビーカーを自分で押して歩くのがブームなQたろ。
桜は見飽きたのか降りて歩き出した。
ここは駅からも近いので人気の桜見物スポット。
午前中ならまだ空いているからこんなこともできるけど
午後からはかなりの人出のようだ。

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川にせり出した枝は何にもさまたげられないので本当にきれい。

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それにしてもこの週末は寒かった。
花冷えどころか、雪になったところもあるっていうから真冬並。
なかなかQたろのハナタレは治らない。

O次郎の唄

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先週の20日はおじろの9歳の誕生日だった。
祝日だったが一日中大雨で、最小限のお散歩以外外に出られず
なんとも不憫なバースディになってしまった。
もちろん自分が不憫だなんてちっとも思っていなくて
リンゴもいつもより厚めに切ってもらえるし
Qたろが上に乗ってくる以外は幸せそうだったけど。

おやつをあげようとすると、しっぽをふりふりさせながらやってきて
きっちり!お座りしている。
そこにQたろがやってきて「はい!はい!はい!」と自分であげたがる。
そろそろ「ボクも!」とか、言えないか?と別のことを
考えながら、一粒づつあげるんだよ、とおやつを手渡してあげると
まったく怖がらずに口元に手を差し出して、なかなか上手にあげている。

おやつあげるなら、お座りさせれば?と言うと
「こすわとん!(お座りとん!)」といいながら自分でも座ってしまった。
靴を履かせるときとかに、お座りとんして、といつも言うから、お座りと
聞いただけで反応してしまうらしい。
犬も子供も「おすわり」コマンドで座らせられる楽しさよ。

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この日の夜は、ゆでたチキンのほぐし身を特別トッピングしたご飯をあげるときに
ハッピーバースディの歌を歌った。歌が気に入った様子のQたろ、何度も歌ってくれと
せがむ。そして一緒に声を張り上げて

あっぴばーでーじゅーすー
あっぴばーでーじゅーすー

とても嬉しそう。そして名前のところでは ディア おーたーん!

その日から毎日歌っている。今は発音が少し良くなって

はっぴばーでーつーゆー

になったけど、はっぴばーでーおーたーん!ともゆっているので
もしかするとOちゃんの歌と思っているのかもしれない。
来週は自分の名前入れてうたうんだよ。

春の干潟

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3週間ぶりの海の公園。
この日は雨続きだったお彼岸最終日。
晴天に誘われてたくさんの人出があった。

不思議だったのはいつもスポーツカイトしている人と
犬の散歩にちらほら人が見える程度で閑散としている干潟に
わんさか人が走っている姿があったこと。
どうやらどこかのランニングクラブのトレーニング?
ところどころにコーチらしき人が立っていて、腕を振って!とか声をかけていた。
ああ。また走ってないなぁ・・・

代わりに(?)Oじろはたくさん走ってもらった。

もうくたびれてトボトボするくらいだと、Qたろが一緒になってボールを追いかけても
危険は少ない(危険=蹴散らされたり押し倒されたり)。
3週間前に満開だった梅はもうすっかり散っていた。
来る途中、恵比寿の目白通りの並木は日当たりの良いほうの木はほころびはじめていたけど
ここの桜はまだつぼみがふくらんだ程度で咲いていない。

帰るとき、ちょうどもうすぐお昼という時間で、さんざん遊んで車に乗れば
とたんに寝てしまいそうなQたろは食いっぱぐれてしまうタイミングなので
園内にあるホテルのレストランで食事をした。
メニューは、中華の麺類、うどん、うなぎ、ドリア、オムライスなど
ドライブイン(古い!)ふうの品揃え。

ネギとチャーシューの細切りつゆそばとミニチャーハンのセットを頼んで、
Qたろにも分けてあげたがチャーハン食べず。
おそばも、麺を少し食べたのみで、スープだけはおかわりして飲んでいた。
ううーん、確かに・・・。チャーハンはいまひとつ。麺もつるつる感がなく
ちょっとしょっぱいけどスープはおいしかった。
わかるのよねやはり。

食器やナプキンはホテルOクラのものだったので直営と思われるが、
そのクオリティを期待してはいけなかったらしい。
窓も大きくて明るく子供連れでも気兼ねなく入れるのはとても嬉しいだけに
ちょびっと残念であった。
でもこの日は特に外でアマチュアバンドのコンテストかなんか
やっていてうるさかったので、静かに食事ができたのはよかった。

外観も内装もきれいだけど、実はこの建物自体は古いらしい。
まず、多目的トイレ(車いすで入れるトイレ)におむつ替えシートが
設置されていない(スペースは十分あるのに)。
女性用トイレに小さなベビーベッドが置いてあったのみだ。
最近ショッピングセンターや空港しか利用しないからかもしれないけど
お父さんはおむつ替えできないというのは今時めずらしい。
ホテルの場合はこんなもんなのかな。
こういうのを見るにつけ、世の中のシングルファーザーは
どうしているんだろうと思ってしまう。

もう一つ、どうでもいいんだけど、蛇口のハンドルが下に押すと水が出るタイプだった。
これは昔両方混在していたのが、確か阪神の震災以降に地震の際ものが
落ちたときに下げ吐水だと水が出っぱなしになってしまうため見直されて
上げると水が出るように統一されたと記憶している。
以前住んでいたマンションの台所(上げ)と洗面所(下げ)がバラバラで混乱の極みだった・・
せめて一つの家では統一されているといいなと思ったものだ。

食事の前にQたろの手を洗わせていたときに、Qたろは水を止めようと蛇口に手を伸ばして
下に押したら水がじゃー!っと出たので、びっくり。納得がいかないようだった。
洗面台の周りに飛び散った水を拭きながら、Qたろが間違えなければ
気がつかなかったというか、気にもとめずに通り過ぎただろうなと思うと出来事だった。

児童遊園のコーナーにある滑り台。何度も繰り返し滑っていた。

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ほおっておけばたぶん倒れるまで遊んでいるに違いない。
この辺もOじろがパピーの時と同じだなぁ。

今年初の海の公園

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うららかな日差しに誘われて、日曜日に海の公園に行ってきた。
東京は本当に暖かく、この日は15度まで気温が上がったらしい。
首都高を葛西で下り、9:30に到着するとやはり夏とは違い駐車場は
それほど埋まっていない。帰りの11:30頃にはもう第2駐車場への
誘導が始まり、入り口は長い行列になっていたので
このお天気を見て、公園行こう!と思い立った人がたくさんいたみたい。

いつもはお昼を挟んでのんびりするのでビールを持参するところだけど
今日はお昼に家に戻って名古屋で行われるマラソン観戦する予定。
自販機でカフェラッテ2つとQたろ用には牛乳と思ったけど売っていなくて
マミーを購入。乳酸菌飲料だから、まいっか。初めての試み。

この季節、波打ち際まで寄せていた海は遠くまで引いて干潟が広々とみえている。
日差しがきらきらして海を渡ってくる風はとても気持ちいい。
海風は意外と冷たい。

公園から離れた島のここまで来る人はほとんどいないのでOじろも思い切り
走れる。ちょうど対岸のヘリポートから真上をヘリコプターが通過した後の
QたろとOじろの様子。

Oじろのボール遊び用ポールはQたろには長すぎるようで
なかなかボールを投げられるまでにはならないけど
砂をすくって、それをまいてはケタケタ笑って楽しそう。

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さて、Qたろのマミーの飲みっぷりはとても良かった。
先日実家に帰るときにサービスエリアのレストランでお子様うどんセットを頼んだとき
カルピスがついていて、それもゴクゴク飲んでいたから、乳酸菌飲料は好みなのかも。
250mlを飲み尽くしていた。

Oじろは、「もう投げないでください」ポーズでお疲れをアピールし始めたし
そろそろ帰ろうと橋を渡って公園サイドに戻ってきて水場で水を飲ませると
ゲボーっと、胃の中のものを全部吐いてしまった。
朝のフードがまだ丸いままふやけて半分ぐらい形が残っている。
食後にあげたリンゴも消化されていないままだ。
砂もたくさん出てきた。ボールをくわえたときに砂も一緒にがぶがぶ食っていたらしい。
食べられるものなら何でもいただきます!の性格はわかっているけど
何も砂食わんでも・・・
そこに水を飲んだから、胃洗浄になってしまったらしい。
吐いたものを全部片付け、水場を洗って後にしたが
結局おなかがすくことになるのに、不憫なやつである。

帰りにバーベキュー広場近くの梅のがきれいに咲いているのを発見。
春だなぁ

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家に戻ってマラソンを見ながらお昼ご飯。
スローペースの展開についうとうとしてしまったが
初マラソンの選手がスパートしたあたりで目がさめた。
こちらのQちゃんは残念な結果だったけど、世代交代はしかたない。
金メダリストの栄光がこれ以上くすまないうちに、何か別の方向を
みつけられるといいのになと思う。

ランニング

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最近の運動不足を思い、今まで一度もランニングはやったことがなかったけど
手軽にできることだし、走ってみてもいいかもな、なんてぼんやり思っていた。
しかしなかなか重い腰(足も)は上がらない。

お父ちゃんは前からよくランニングしていて、通勤も自転車で片道14キロくらい
すいすい行けちゃう健脚な人。走ってみたい?それなら、と村上春樹の
「走ることにについて語るときに僕の語ること」という本を貸してくれた。

むむ。パラパラと読んでみると、なんともマジメなランナーではないか。
彼の作風や筆致からは不健康そうなイメージがあったけどとんでもない。
100キロマラソンやトライアスロンに参加するくらいだからハンパじゃなく
真剣なアスリートだ。や、もう、ぜんぜん参考になりませんが・・・
それでも、彼が走り始めた頃のことや、ほっと力の抜けた走ることへの
思いなど、おもしろかった。

しかし、徒歩10分の駅まで走って行こうと思っても途中で息が上がって走れないぐらい
情けない体力の持ち主の私としては、どうやって走ればいいの?
なかなかきっかけがつかめない。
そんなとき、2月の東京マラソンの抽選には外れたけど仲間が走るからと
久しぶりに東京に出てきた友人と再会。8年ぶりぐらい?
地道に走っていてフルマラソンも経験しているそうな。
すごい。42.195キロなんて想像できない。

食事を終えて、ランニング関係のショップに一緒に行った。
とりあえず、走るならシューズ。でも一足ランニングシューズを持っている。
(数年前に走ろうと思い立って買ったけどほとんど履いてなかった)
なので、靴下と帽子、それとオススメのタイツを購入。

そして東京マラソン当日の2/17。
お天気はうららかで気持ちの良い日だった。
自宅から緑道をとおって公園まで。
公園のジョギングコースは一周1.1キロ。
それを5周、犬を連れてゆっくりと走ってみた。
お父ちゃん曰く、早くなくてもいいから一時間走ってみよう!
一周8分ぐらいかかっていたから、ほとんど止まりそうなぐらいゆっくりのジョグ。
40分ぐらいだったけど、走れば走れるものである。
その間Qたろは鳩を追いかけ回して遊んでいたらしい。父ちゃんはそれを
追いかけ回して大変だったらしい。

Oちゃんは割合すぐにトボトボ走りになり、引っ張って走るぐらいだったから
ジョギングは犬には苦手な運動なのかもしれない。
どっちかというと、フリスビーやボールで短距離をダッシュ!よね。
みんなお疲れさまでした。

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次の日、お尻の筋肉が痛かったこと~
それにしても新兵器?のタイツはすごい。ウエットスーツのような薄い素材で
ぴったりと押さえてくれるので走るときに贅肉が揺れずに済み(なさけない)
足が軽いかんじがする。

その後、次の週には父の四十九日の法要があり、次は金沢に行ったりと
走る機会を逃してしまい間が空いてしまったけど、土曜日にまた走ってみた。
家から公園まで1キロちょっと、公園のコースを4週した。
今度はお父ちゃんが時計を見てくれて、1.1キロを7分で走っている。
1キロ6分30秒ぐらいのペースのようだ。でも5キロ以上は今のところ無理なかんじ。
へなちょこランニングではあるが、たまにでもいいから走ってみようと思っている。

航空プラザ

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帰りの便まで時間があったので、空港の近くにある航空プラザに寄ってみた。

航空機の博物館で、飛行機の歴史を紹介している。
実物が展示されているところがめずらしいらしい。
実際に触ったりして間近に見ることができる。

T-2ブルーインパルス

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入場無料で館内は自由に見て回れるようになっている。
航空機が展示されている体育館のような建物の隅っこはパーティションで区切られて
「住まいのフェア」かなんかやっていて、なんともおおらかな雰囲気だった。

Qたろには実物はよくわからなかったのか、抱っこされて見て回っても
固まっていたけど、航空機の歴史コーナーのANAやJALの模型のほうが
見慣れていて目を引いたらしい。
歴代のポケモンジェットの模型を見て「ぴかちゅうー!」と反応していた。

ともあれ、天井からもいろんな模型がつるされていて、ひこうき好きにはたまらない
ひとときだったようだ(たぶん)。パネル展示で見入っていたのは月までの距離。
最近「つき!」「ほし!」「たいよう!」は気に入っているらしく、月に向かって
地球から出発すると新幹線だと何日、飛行機だと何日かかるという絵が楽しかったらしい。
もうちょっと大きくなったらフライトシミュレーターもやれるようだから
挑戦してみるのもいいかもしれない。

好き、というのはすごいことだ。
この頃は「コックピット!」といいながら飛行機の前の窓を指さし、
主翼の下を指さしてこれ何?と聞くと「エンジン!」
コックピットには誰がいるの?「おっとっと!(パイロット)」
「パイ」と「おっと」は別々に発音すると言えるんだけど、一回で言おうとすると「おっとっと」になる。
帰りの便はボーイング777だったんだけど、教えると「ななななな」
ジャンボは「ななよんな」
ボーイングはまだ言えないけどエアバスはすぐ言えるようになった。
しかもエアバスの機体を指さしてしか言わない。ちゃんとQたろなりに区別があるらしい。

こんなふうに飛行機にまつわる言葉をものすごい勢いで覚えている。
「ダンボ~(ジャンボ)」「エアバス~」「ななななな~」とかなり正確に写真を指さして
言いながら、よくわからなくなると「ひこっきー!」になるところが1歳児らしくて笑える。

北陸の旅

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2月の最終日、金沢に行ってきた。
毎年恒例の父ちゃんの出張。

この温泉宿はQたろ連れて来るのはもう3度目。
用意してもらった作務衣もちょうどいいサイズになってきた。
今年は丹前も着てみたけど、これはまだ二人羽織みたい。
あんぱんまんスリッパをはいてご機嫌。

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到着の時に出してくれる栗蒸しようかんをぱくぱく食べてしまい
おなかがふくれてあまり夕ご飯は進まなかった・・・・
せっかく特製おじやを作ってもらったのにもったいない。
でも自家製の栗蒸しようかんおいしいんだよねぇ。

次の日の朝ご飯はしっかり食ってた。

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チェックアウト後、金沢市内へ。
ちょっと気になっていた21世紀美術館に行ってみる。
広い芝生の庭に生えているラッパのようなオブジェ。館内のどこかのラッパと
糸電話のようになってつながっていて、話ができるらしい。
別のところまで行ってためしてみたけどハズレであった。

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お散歩がてら、道路を渡ったところにある兼六園へ。
前々日に降った雪が意外と残っていたけど、とても暖かい日で
梅が少しほころんでいた。

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小さな川のせせらぎがきらきらきれいで、水の流れにうっとりと見入るQたろ。
水をみるとなかなか動いてくれない・・・水に濡れるのはきらいなくせに・・

兼六園にはこのようなせせらぎがいくつかみられ、
川と池とが調和した名園だ。
はて?水はどこから来るのだろう。
この庭園は市内の平らな土地の小山の上に造られている。
どこからも流れを引き込めるような水脈はないはずだ。
しかもこんなに立派なお庭。誰の庭だったんだろう?

帰り道、Qたろの手をつないで歩きながら、池をのぞき込み
やはり子供相談室に聞くしかないか
なんて話していたのだが、その答えがなんとタイムリーに
帰りの飛行機の機内誌に載っていた。
それによると・・

前田家は、3代利常に、2代将軍・徳川秀忠の次女「珠」の輿入れを受け
その珠に従う者達のために、金沢城に隣接した外郭、後の兼六園の地に
「江戸町」が造られた。珠が物故し、やがて空き地となる。
度々の大火に見舞われたこともあり、犀川(さいかわ)の水を市内に引き込み、
用水とすることは、藩の悲願でもあった。その用水として10キロ流下する
「辰巳用水」として完成し、そこから「逆サイフォンの原理」で城中に用水が送り込まれた。

・・ということだ。
ふむ。逆サイフォン式。よくわからないけど、お城から10キロ離れた川から水を引いて
いったん下に落ちた水を上に引き上げるとは、昔の技術としては
すごいことだったんじゃないだろうか。
さすが加賀百万石だよねぇ、とあまり根拠のない感慨にひたってしまう。

お昼は、移動も大変だし美術館に戻ってレストランで食事にした。
さすが現代美術館。子供用の椅子もおしゃれ。

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ビュフェ形式の前菜とパスタをいただいたが、前菜はワインに合いそうな
ものばかり。手の込んだ料理が並んでいた。豆のスープもおいしくてQたろも
キッシュやパンをもりもり食べていた。車だったから飲めずに残念だったなぁ・・

日比野克明のらくがきのような壁画の前でにっこり。
小松空港に向けて金沢市を後にした。

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