ミシンが来た

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注文していたミシンが届いた。

メカ好きなQたろは興味津々。

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前に持っていたミシンは高校の時に買ってもらったジャノメミシンで(そうとう古い!)、
調子は良く、現役で使えていたけど、とても重いのとしばらく洋裁から
遠ざかっていたこともあって、ここに引っ越すときに欲しいというひとに譲ってしまったのだ。

以来、ミシン持ってない歴4年。ちょっとしたお直しとか、子供の
運動会や劇の会の衣装作りなど、手縫いだとやはり不便を感じることは多々あり
そろそろソーイングも再開するかと購入することにした。

調べてみるとその種類の多さにびっくり。
値段も1万円台のおもちゃみたいなものから、さまざま。
性能によっては家庭用ミシンでも60万近くする。ひえ~
今回検討するにあたって考えたのは、せっかく模様縫いができるなら刺繍で
遊んでみたいなと思ったこと。刺繍機能が付いている中でも
コンパクトで付属品もシンプルな家庭用ミシンを選んだ。
重さは7kgで、やはりすっと出して使える限界がこの辺だと思う。
前のミシンは腕が抜けそうだったから、10kg以上あったに違いない。

すぐに縫いたかったのは、子供のスリーパーのファスナー付け。
ファスナーが壊れたため新しいファスナーに付け替えたものの、手縫いではどうしても
縫い目がゆるんでしまうのだ(子供の寝相がびっくりすぐるらい激しいため)。

さっそくファスナー用押さえに変えて、ジャカジャカ。
手だと何度も返し縫いして時間がかかったのに
一瞬にしてできてしまう。気持ちいい~

しかも最近のミシンはいろいろと便利になっている。
手元のボタン一つでスタート・ストップ・速さ調節ができるので
フットコントローラーを使う必要がない。
というかフットコントローラーはそもそも付いていない。
こみ入った作業になれば必ず両手が必要になるため、いちおう
オプションで購入したけど。

目新しい機能の中でも、驚いたのは自動糸通し。
あの小さな針穴に、頼りないミシン糸を自分でとおさなくて良いのだ。
糸をセットして、バーを押すと、スルリ。
一発簡単。なんて老眼フレンドリーでしょう。

これはたぶん、「右から左」に通せば良かったの針穴の位置が
「向こうから手前」の縦方向に変わったことで、向こう側には押さえのバーが
あったりして、(たとえ老眼でなくても)人間工学的に糸を通しにくい構造に
なってしまったことから編み出された技術なのだろう。とにかくありがたい。

もう一つ便利さを実感するのは自動糸切り機能。
縫い終わりにボタン一つでパチンと上下糸を
切ってくれる。引っ張ってカッターやハサミで切るという手間がないし
何しろ糸の無駄が最小限で済む。
ボビンケースもいつの間にかなくなったらしい。
なんだかとっても浦島な気持ち・・・

ファスナーの次に縫いたかったのは、ぞうきん。
ぞうきんは、パックで売ってるのを買ってきて使っている我が家。
ちょっと黄ばんできたタオルとか、捨てられなくて貯まっていたのがたくさん
あって気になっていた。でもタオルのままだと使いにくいし
手縫いはちょっと・・・。
リハビリもかねてぞうきんを10枚ほど縫ってみた。
快適快適。厚手のところもわりあいスイスイ縫ってくれる。
これで埋もれていたタオルも日の目を見ることができる。

次はジグザグ縫い。
ロンパースの股のところを切り落とし、裾をかがり縫いしてみた。
サイズ的にはまだ着られても、自分でトイレをするようになった今では
股の部分にボタンがついているものは着せられないのだ。
Tシャツとタンクトップができあがり♪

shirts.jpg

そしていよいよ刺繍に挑戦。
これは経験のない分野。

ためしにハンドタオルに名前を入れてみることにした。
接着芯をつけたりといった準備さえ整えば
これも液晶画面で文字を選択し、スタートボタンを押すだけで、後はミシンにおまかせ。

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素人目にもなかなかきれいな仕上がり。
一色なら簡単だった。
デフォルトサイズで縫ったので文字が大きくなってしまったけど
これも縮小拡大が可能。

いろいろと遊べそうで楽しみだな~

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この記事について

このページは、hirocが2009年4月 4日 15:37に書いた記事です。

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