オズの魔法使いと浅草

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8月22日(土)お友達親子とともに浅草公会堂にぬいぐるみミュージカルを観に行った。
去年の12月に「ピノキオ」を観に行って、とても気に入った劇団の次の出し物。
もちろん子供向けにアレンジされた音楽と動きの良さがあるのだけど、
オープニングで劇団の名前である汽車が客席の上をするすると音楽とともに
渡って行くところが、息子的には「つかみはおっけい」だったような気もする。

前回は渋谷の児童会館だったけど、ちょっと足を伸ばして浅草公会堂。
親としては浅草散歩も楽しみの一つ。

地下鉄で浅草まで行く。銀座線よりは多少新しい都営浅草線で行ってみたけど
やはりバリアーだらけ。エレベーターやエスカレーターは部分的にしか整っていなかった。

まずは浅草公会堂へ。
ブーというブザーとともに、客席が暗くなり、幕が開く前に、出てきました
汽車ぽっぽ。宙づりの線路を渡ってしゅっしゅっしゅ。はじまりはじまり。

オズの魔法使いは、主人公の女の子が竜巻に飛ばされて不思議な国へ落っこちてしまい、
家に帰るためにオズの大王に会いに行くお話し。
魔女と出会い、旅を始めると、かかし、ブリキのきこり、へなちょこライオなど、
ユニークなキャラが次々とお仲間になっていく。
なんとなく桃太郎のストーリーに似ているような。
悪い魔女を退治するところなんかは桃太郎っぽい。

二幕構成で、最後まで楽しんでいたようだ。
帰ってからも「ドロシーは銀の靴とお弁当をもらったんだよね」
「かかしはのうみそが欲しかったんだよね」
「ブリキさんはココロが欲しかったの?」「ライオンさんは何だっけ」という具合に
もう一度みにいきたいねぇと、時々思い出してはつぶやいている。

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大人も子供も1000円也のお値段も魅力。先日のがま君とかえる君は一人5000円だったから
だいぶお安い。浅草公会堂なんて借りてペイするのかしらと少し心配になったりして。
頑張って欲しいなぁ。

お芝居の後はランチ。老舗の天ぷら屋さんに入り、オススメのかき揚げ天丼を注文。
時間は少しお昼を過ぎた頃。ちょうど小上がりが空いてラッキー。
とても暑かったのでビールで乾杯。生ビールはない。大瓶である。
「キリンにしますかサッポロにしますか?」「サッポロで」
のやりとりに、なんだか下町を感じてしまう私でした。

ご主人が一人で丁寧に揚げるため少々時間がかかるけど
お新香をおつまみに一杯。香ばしい天ぷらのカホリをくんくんしながら
暑い日だったから、くぅ~胃にしみます。

そして出てきた天丼。厚さ3センチくらいはあろうかというぶ厚いかき揚げ。

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口に入れてみると、見かけほど味は濃くなく、油っこさもそれほど感じない。
サクサクの食感ではない、いわゆる江戸伝統のてんぷら。
でもふわっと揚がって味がしみててご飯が進む!
子供達もエビや野菜部分をもぐもぐ食べていた。甘いタレがついた
ご飯もおいしかったらしくパクパク。
かき揚げ天丼(1900円)お味噌汁は別注文。おしかった、ごちそうさまでした。

食後は花やしきへ。途中花やしきどおりで「鬼太郎堂」発見。
アニメを見たことはないので鬼太郎は知らないはずだけどとりあえずポーズ。

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花やしき。すっごーく久しぶり!入場料900円ですと。
まだ小さいと、あのジェットコースター(壊れるのじゃないかと怖さ倍増の)
は乗れなかったけど、それなりに楽しめた。あれもこれもと回数券を買い足して
パスポートにしてもよかったかもしれない。結構小さい子供も楽しめるし
敷地が小さい分TDLより遙かにカラダは楽である。
暑くてつらかったけど・・

最後に。もう一度公会堂へお散歩。
有名人の手形がいっぱい。
やはり自分の手をかざしたくなるものらしい。バッチイけど、まぁしょうがないか。

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Tシャツが違うのはあまりの暑さに着替えたから。
舟和の喫茶コーナーでイチゴミルクのかき氷を食べて涼しくなり、仲見世でお買い物。
桐の小さなまな板と、辛めにブレンドしてもらった七味唐辛子をおみやげに購入。
充実した浅草の小さな旅でした。

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このページは、hirocが2009年9月 7日 12:23に書いた記事です。

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