ぶんしゅう

| コメント(2)

一年生の学年文集を昨日持って帰ってきた。
自分の似顔絵と自己紹介の作文。

Qちゃんの絵は、電車や駅の構内とか
宇宙戦艦ヤマトなんかを描かせると
とんでもなく緻密だったりするんだけど、
普段描きなれない人間を描くと
とたんに幼児のような絵になって
その落差がおもしろい。

IMG_1427-cut.jpg

たぶん二学期に書いた作文を本にしたもので
このときはまだ元気だったんだよね。
発作が起きてからというもの
「おーちゃんと一生一緒にいたい」って
何度も言ってたもんね。
家族の一員として心配していたんだね。

天国に旅立って一週間。
階段を見上げるといつものように
伏せして見下ろしているような気がする。
靴をはく時についお散歩袋に
手が行きそうになる。
コンビニから出るとき
いつもつないでいた電柱を見てしまう。

「でもときどき忘れて
ましたよねお母さん」(byおじろ)

そ、そうでした。
買い物終わってコンビニ出て
しばらく歩いてから
「お母さんおーちゃんは?」とQちゃんに
言われて「はっ!」
急いで電柱まで引き返す、という
おーちゃん置き去り事件は
一度ではありません。
ごめんよおじろ~~
でもワンとか言ってよ~~

PIC00280.JPG

小さい時からちゃんと伏せして待てました。
やる気まんまんな伏せだけど。
えらいえらい。

コメント(2)

Qちゃん、字がものすごく上手!
丁寧に書いてるのがわかるわ。えらいねぇ。
絵もとってもかわいい^ - ^

気配を感じると思ったら側にいる、と私は思ってました。
姿は無いけど話しかけて過ごしていました。
思いきり変なヒト風だよね^^;
でもそうしないでいられなくてね^^;

思い出すと悲しいから話さない人もいるだろうけど、
ウチでは思い出したことは話題にしました。
見えなくても一緒に居るね、って思って。

Oちゃん、おかーさんの足元に居る気がする。
いつでもどこにでも一緒に行けるもんねー、って。
きっとニコニコ笑ってるんじゃないかなー。

Pちゃんありがとう。
文集かわいかったです。みんな一年生らしい
いきいきした文章でした。

やはりラブラドールはでかいだけに
存在感あるもんねー

鼻を「ぐふー」と溜息ついたみたいな
音をさせてたんだけど、それが
聞こえて「はっ!」と振り返ったら
風の音だったり。

最後の何ヶ月かは一人で
階段上がるのが怖いのか
踊り場で「ピーピー、ひんひん」と
鼻を鳴らして呼んでいたのね。
下におりて一緒に歩いてやると
自力で上がってはこれるんだけど。

で、その「ピーピー」が聞こえて
「はっ!」とすると
外で自転車のブレーキの音だったり。
空耳シリーズが結構あるわぁ。
そばに来てるのかもね。

うちでもいっぱい思い出して
いっぱい話してる。

Qちゃんは小さい頃のおじろを
知らないから、パピーの時の
写真を見たがるの。
懐かしい可愛い写真を見ながら
いろんな話をしてやっては
二人で「あえなくて寂しいねぇ」
と慰めあってます。

コメントする

ウェブページ

  • about
Powered by Movable Type 6.1.1

この記事について

このページは、hirocが2014年3月12日 09:41に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「さよならおーちゃん」です。

次の記事は「夏休みの旅行」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。