Oじろの災難

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先週末、公園に朝のお散歩に行ったときのこと。
中央の広場はいつものように犬連れがあちことで犬を放して
遊ばせている。

Oじろもいつものようにフリスビーで遊んでいた。
猛ダッシュ&キャッチ!
実家に帰ってフリスビーで遊ぶ機会が多かったこの一年、
スローする私も少々上達して結構遠くまで飛ぶようになり
だんだんフリスビーらしくなってきた。

しばらく遊んでそろそろ疲れてきたかなという頃、何か気になることがあったらしく
ちょっと離れた場所で飼い主に飛びついて遊んでいる
犬のところにダッシュで走っていった。
どうやら飼い主が持っていたおもちゃに惹かれたらしい。
すいませーん!おじろー!来いー!戻れー!
叫ぶ私。

その犬がまた運の悪いことにとても気が荒い犬だったらしく
Oじろが近づいたら怒ってガウガウ吠えながら追いかけてきた。
体格も一回り大きいドーベルマン。
相手が悪い、帰って来いおーじろー!
ひえ~とばかりに逃げるOじろ。

いやーまいったまいったとノーテンキな顔して戻って来たけど、
私はとてもがっかりした。
犬をコントロールする習慣を長らくほおっておいた結果だ。
行きたいところに勝手に走っていく困った犬になってしまっているじゃないの・・
かろうじて呼べば戻っては来るが、最初にどっかに行ってしまうんじゃ意味がない。
なんたって黒くて図体はデカイから、見る人から見たらコワイのだ。
犬のしつけも言語と同じく生ものだなぁ。使わなければ錆びていく。反省だわ。

場所を変えてまたしばらく遊んで公園を後にしたけど、特に変わった様子もなかったため
夕方ソファカバーに血の後がつくまでお尻に怪我をしていることに気が付かなかった。
おじろの寝そべった後に少し血がついている。
どこかすりむいたかな?と思ってパッドやひじ、足をチェックするもみつからない。

ところがみっしりと生えたケツのコートをかき分けてみると、キズがあるでわないかい!
それも結構ぱっくりと・・・
すぐに近所の動物病院(祝日でもやっていてラッキー)に連れて行って
局部麻酔で6針縫って帰ってきた。

哀れOじろは一週間パラボラ(エリザベスカラーというらしい)を付けての生活。
距離感がつかめずそこらじゅうにボコボコぶつかりながら歩いてる。

Qたろはパラボラがおもしろいらしく、Oじろのところに行っては
プラスチックをバンバンたたいたりしている。
まったくついてないな、オレという顔でうらめしそうに見上げる目が不憫。

そしてQたろにも災難はおよぶ。座って遊んでいるときにOじろが脇をすり抜けようとしたり
急に振り向いたりしたときにパラボラで頭をヒットされて何度か転がされて泣いていた・・
二人とも受難だ。

そして今日いよいよ抜糸。ついでに血液検査なども行ってもらうため
朝預けて夕方迎えに行った。するとまたパラボラをして出てくるではないかっ!?

先生申し訳なさそうに「まだくっついてなくて傷口が開いちゃいました。前回6針縫ったんですが
今回は3針です。念のため2週間後に抜糸に来てください。カラーは3日間はしておいて
ください。」

が~ん・・・今日で解放されると思ったのに・・しかも2週間後。トホホである。

幸い犬ドックの結果は良好で、腰もバッチリ。股関節形勢不全の兆候はまったくないそうだ。
このままの体重を維持していれば問題ない。この年齢(7歳11ヶ月)でこの結果は
非常に健康体とのお墨付きをもらった。よかよか。

一点だけ要注意だったのはリンパ球の数値が高かったこと。
ラブラドールの場合リンパ腫という血液の癌になりやすく、
病気の兆候が出ている可能性も考えられるそうだ。
2週間後にもう一度採血して調べてもらうことになった。怪我をしているせいで
単に数値が上がっているだけかもしれない。そうだといいな。

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おかーさん、このえりまきはいつ取れるんでしょーか。

もう少しの辛抱だおじろ・・

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このページは、hirocが2007年2月20日 22:59に書いた記事です。

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