摩耶山の紅葉

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夏のまだ暑い頃、お父ちゃんの高校の同窓会の案内状が届いた。
11月15日の土曜日に、京都市内で。
久しぶり?と聞くと、卒業以来一度もやったことがないという。
卒業以来・・・それは結構な年月だ。20ん年・・

ここにきて、誰か声を上げた人がいたのだろうけれど
良く今の住所がわかったものだなぁと驚く。
さらに感心したのは住所録の管理だ。
住所が変更になった場合の連絡先は幹事役の同級生などではなく
「幹事サービス」の会社のURLが書かれているのだという。
むーん、時代は変わった。

同窓会に出席することにして、せっかく京都に行くなら、この夏に訪れた神戸の山の上の
ホテルに両親を誘って行こうということになった。
山のてっぺんにひっそりと建ち、夜には神戸の夜景を一望できる
眺めのすばらしいホテルだ。この時期、山の上はもう紅葉が始まっている。

14日(金)、おじろを預け、品川から新幹線に乗る。
公共の乗り物に乗り慣れてきたせいか、あまり騒がなくなったなと思う。
10月に一人でQたろ連れて京都往復したときも、それほど困らなかった。

「お家や車じゃないから静かにしようね」というと、まぁおとなしくしていてくれる。
7月に浜松に行ったときは、しーっと指をたてると「なんでー!?」とか
「あ゛ーーーー!」とか、わざと大きな声で叫んでいたことを思うと、成長だ。

新幹線を新大阪で下りて、梅田で待ち合わせ。
お昼を食べて、阪急電車に揺られて六甲へと向かう。
ここからケーブルカーとロープウエーを乗り継いで宿を目指す。

ロープウエー乗り場。ケーブルカーで登ってきた山の中間駅で標高は300メートル
ぐらいだろうか。背景の山はきれいに色づいている。

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やはりモミジは鮮やか~

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山頂は標高690メートル。ホテルまでの遊歩道は整備されているものの
アップダウンがあってちょっと大変だった。
おじいちゃんは足が少し悪いのでサポートして歩くおばあちゃん。
テニスもプレーするくらい健脚なスーパーおばあちゃん、さすがだ。

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Qたろは「おじいちゃんおばあちゃん、がんばって~!」と激励しながら
遅れ気味のおばあちゃんたちとの間を行ったり来たり。
東京からここまで、そうとうな運動量だったと思うが、衰えることを知らない
こちらもスーパー幼児。
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紅葉の朱色が得もいわれず美しい。
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ススキの向こうには神戸の街。
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たわわになる柿。柿は民家の庭に生えているものだと思っていたけど
山にも生えてるんだ。甘いのかなぁ。
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ホテルの窓からの眺め。山に囲まれて周囲には何もない。
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急病になった場合麓から来る救急車は1時間はかかるのではないだろうか。
ホテルに問い合わせをしようとして電話して、いくら待っても
出ないときがあって「シャイニングでは!?」と
ちょっとドキドキしたけど、だいじょうぶだった。

夜景撮影に挑戦。
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この日は夕方から雲がでてきてちょっと霞んでしまったが
ちょうど6時頃に十六夜の月が山の上にぽっかりと昇ったところを見ることができた。
冬の晴れた日なら星もさぞたくさん見えることだろう。

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このページは、hirocが2008年11月30日 15:00に書いた記事です。

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