キッザニア

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1月28日にキッザニアに行ってきた。

キッザニアは、子どもが仕事を体験するテーマパーク。
仕事をすると、この中だけで使える通貨「キッゾ」が
もらえて、そのお金で食べたり遊んだりできる仕組みだ。
入場の際に50キッゾもらえる。

一日2回の完全入れ替え制なので、6時間と時間が限られているのと
入場のためには予約が必要ところが、ディズニーランドのようなテーマパークと
少し違う。

さて、朝9時オープンに合わせて到着し、まずは一番Qたろがはまりそうな
消防士さんの仕事をしに消防署へ。

やはり人気のパビリオンなため、すでに第一回の8名はいっぱい。
次の回に参加するためには40分待たなくてはならない。
しかも、子どもは親から離れて待合いコーナーに一人で待っていないといけない。

この施設の特徴だ。親はあくまで単なる付き添いで、
子どもは一人でパビリオンに入り、職場の人たちの指示を聞いて
自分だけで実行しないといけない。親達は遠巻きに見学させてもらえるから
写真を撮ったりはできるけど、手助けしてやることはできない。

う~ん、3歳児にはちょっと厳しいかなぁと思いつつ、

「やる?」と聞くと「やる!」
「一人で待てる?」「待てる!」

よほど消防士をやりたいらしい(笑)
そして彼は一人で待った。40分。他の5歳の男の子グループの中で。
えらい。

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いよいよ順番が来ると、まず点呼の練習や集合の練習。するとスピーカーから
「火事です!火事です!」と緊急通報が流れてきて、みんな急いで支度して!と
雰囲気は盛り上がる。

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消防服を着てヘルメットをかぶり、実際に消防車に乗り込んで現場へ急行。

大きい子は、運転席の隣に座らせてもらい、サイレントともに街を走る際に
「消防車が通ります。道をあけてください」のアナウンスをさせてもらえる。

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現場に到着して、放水始め!の合図で水でっぽうの強力なヤツ?で火事の
建物に放水。実際に水がじゃんじゃん出てくる。臨場感たっぷりだ~

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消火活動を無事に終えてまた点呼。
大きな子ども達に混じってよく頑張りました。
一番小さい消防服でも、大きすぎて重そうだ(笑)

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消防士の仕事を終えて8キッゾもらった。
初めてのお給料。感激~なのは親だけか。
本人は「ピジャ(ピザ)屋さん行く~」との希望で次は、ピザ屋さんへ。
ここはあまり待ち時間なくすぐに就職できた。

帽子とエプロンをつけさせてもらい、まずはピザの生地を伸ばす。

ちゃんと麺棒を使って伸ばし、ぷつぷつの入った棒みたいなので
細かい穴をあけたりと、指示通りに作業している。

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次にトッピングコーナーで、自分の選んだトッピング(トマトと野菜のイタリアーナにした)を
乗せていく。トマトソースをのばし、野菜をのせ、チーズを上からかけていく。

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焼き上がったピザは外で一緒に食べられる。ソフトクリーム屋さん体験など
作ったものが食べられるパビリオンはたいてい支払って体験するものが多いところ、
ピザ屋さんでは作ったピザを持ち帰れる上に5キッゾもらえるというとてもお得なお店。

すごく上手に焼き上がっていて、おいしかった!

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次は動物病院で動物介護士体験。
動物介護士は、入院中の動物の世話をするお仕事。
包帯を取り替えたり、水を取り替えたり、検温したり。

これも大きな子どもに混じって良く頑張っていた。

待っている間「猫ちゃんのお世話したい」と言っていたが、どうやら
先着で猫は他のお姉さんに行ってしまい、パグの世話をしていた。

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動物の様子を見ては、何かを記入している。
文字が書けない彼は何を書いているんだろう(笑)

他にも、TOMICAのプラレールで工房のお手伝い、
印刷工場でパソコンを使ってポスターをデザインなど、Qたろはひたすら
働いていたので、お金はたまるばかり。何て働き者なんでしょう。

稼いだお金は、銀行に口座を作って預けることができる。

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ここも大人は入れないので、一人で銀行に入ってカウンターで
手続きしなければならない。
隣にいる小学生高学年とおぼしき男の子達の大きいこと!

作った口座のキャッシュカードで、施設内のあちこちに設置してあるATMで
お金を引き出すことができる。とても良くできている。

工事現場やパイロット、J-WAVEも入っているからFMのDJなど
もう少し大きくなったらできる仕事もたくさんあるし
とにかくいろいろな体験ができて、その数80種類あるというから
リピーターが多いのはうなずける。

今度は支払って体験するパビリオンもぜひ体験してみようね。
私が小さい頃にもこんなのあったらなぁと、うらやましく思うのであった。

コメント(2)

オリンピック観ているのですごい時間にコメント(笑)

この施設、興味あったの~
ほんと、自分のコドモ時代にもこういうところ欲しかったわね~
動物介護士体験なんて、オトナにも開放してほしいくらい

Qたろ君、物怖じせずえらいねー
お仕事に興味はあっても、知らないコ達に混じることで
引いちゃうコもいるだろーに。

それと、ココで教えるオトナの方もえらいなーと思う(苦笑)
年齢のばらつくコドモ達に、決まった時間であれこれ作業させるのは
とっても大変だよね。
コドモ好きじゃなかったら出来ないお仕事だわ…尊敬~。

>Pちゃん

あはは。オリンピックは罪よねぇ。私は起きてられないから
もっぱらハイライトのダイジェストです。

確かに。小学6年生と3歳児に指示を出すって
すごく大変なことだと思うけど、3歳児も
ちゃんとお仕事になってるの。
インストラクターの人たちすごいな~と思いました。

私も意外だったよ。初めての場所、よその子たち、
指示されるお仕事、お母さんはいない。
泣いて飛んできそうな状況なのに
消防士さんでスムーズに場所になじんだおかげかも(笑)

一緒に行った子はもう3回目で慣れているはずなのに
ママと離れるのが急に怖くなっちゃったみたいで
ピザ屋体験で号泣しちゃって結局できず、かわいそうでした。
でも、Qたろの焼いたピザ食べて「おいしいね」と
立ち直っていました(笑)

子どもってこんなに仕事が好きなんだ!と実感。
日頃から上手にお手伝いに誘ってあげなくちゃいけないな~と思いました。

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この記事について

このページは、hirocが2010年2月21日 05:26に書いた記事です。

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