関西旅行その2 - 祇園祭

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京都に移動した 16 日は祇園祭の宵山。
宵山は祇園祭のクライマックスである 17 日の山鉾巡行の前夜祭で、
夕方から各山鉾町では山鉾を飾り、祇園囃子を奏でる。
祇園祭の一番の人出になるのもこの日のようだ。

おばあちゃんが、若い頃に着た浴衣を用意していてくれた。
おばあちゃんの手料理の数々(はもの湯引きやお刺身、夏野菜の天ぷら)をいただき
Qたろを託し、お父ちゃんと二人でいざ宵山へ。

夜二人きりで出かけるのは久しぶりだ~
Qたろが生まれて以来だから、2年3ヶ月ぶりか。
浴衣を着たのは25年ぶりぐらいだろうか・・・思い出せない。

いろいろな鉾が提灯で飾られていて、道一杯に人がそぞろ歩いている。
確かにQたろ連れてたらかなり大変だ。

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鉾をながめながら露天の生ビール。いや~暑い中のビールはうまい。
鉾町の熱気を満喫して9時頃実家に戻ると、Qたろはまだ元気に暴れていた。

次の日、山鉾巡行の観覧席をばあばが取っておいてくれたので、
帰り支度をして阪急電車に乗り「烏丸」で地下鉄で乗り換えて「烏丸御池」まで。
晴天の京都。観覧席は炎天下で暑かった~!

予定の11:30になると、祇園囃子が聞こえてきて先頭の「長刀鉾(なぎなたぼこ)」が
やってきた。

コンコン、チキチン、コンチキチン

華やかでその大きさはやはり圧巻!

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てっぺんに付けてあるのが大長刀で、昔から疫病じゃ悪を払うものとしてまつられているようだ。
この鉾はくじを引かずに毎年巡行の先頭をつとめることから「くじ取らず」とも呼ばれていて
生きたお稚児さんが乗っているのも今ではこの鉾だけで、他はすべて人形になったそうだ。

稚児は6月の始めに10歳前後の氏子の男の子のなかから家庭や資質などを考慮して
選ばれる。大変名誉なことのようだ。

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Qたろも「コンチキチン」をすっかり覚えてしまった様子。

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東京に戻ってからも、祇園祭見に行ったねと言うと
「ぎおんまつりね、コンコンチキチ、コンチキチン♪」
「きょうのおばあちゃんと、はんきゅうでんしゃ乗ったね~」
「しんこうべ~、つぎはおかやま~、からすま~」と、新幹線の停車駅と阪急電車が
少々混ざっているが、電車のアナウンスを良く覚えている。

祇園祭が終わると京都は本格的な夏がやってくる。
初めての祇園祭、楽しかった。
おばあちゃんありがとう。

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関西旅行 おしまい

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この記事について

このページは、hirocが2008年7月29日 15:03に書いた記事です。

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