浜松遠足

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7月27日(日)は早起きして JR 東海の夏休みイベントにでかけた。
行き先は浜松。新幹線を組み立てる工場を開放して毎年行われているらしい。

京都に行くときの新幹線はいつも「のぞみ」だけど、浜松は停車しないので今回は「ひかり」。
もしかしたら 300 系かも?
おーじろうは早朝のうちにお散歩を済ませ、お留守番。待っててね。

地下鉄に乗って東京駅に7時30分くらいに到着。
朝ご飯用におにぎりセットとカツサンドを買っていざホームへ。
自由席に乗るのも初めて。すでに家族連れやサラリーマンが並んでいる。
予想に反して、入線してきたひかり号は 700 系だった。
品川、新横浜と停車して、ほぼ満席になる。
お出かけといえば車ばかりだったので新幹線の日帰りは新鮮なかんじがする。
日曜日の朝の新幹線がこんなに混むとは知らなかった。夏休みだからかな。

おにぎり食べたりパン食べたり。朝からビール飲んだり。
やっぱり運転しないといいよねぇ~
東京はどんより曇り空だったので少しは過ごしやすい一日になるかと
期待していたが、西へ向かうにつれてどんどん晴れ渡ってくる。
やっぱり今日も暑くなりそうだ・・・・

9時半過ぎに浜松到着。会場はバスで15分ぐらいのところにある浜松工場で
無料シャトルバスが出ているのだが・・・・駅を出て、驚いた。

まずタクシー乗り場に長蛇の列ができている。
どうしたんだろう?とシャトルバス乗り場へ行こうとすると案内のおじさんが立っていて
「ただいまバスは1時間待ちです」
えええ~!

10時オープンだから十分早いと思っていたら、それはとんでもなく甘い考えだったことを知って
呆然とする素人な私たち。

タクシーだって空のタクシーがあまり来ないから軽く一時間ぐらい
待ちそうな勢いだ。圧倒的に子供連れの家族が多いが、マニアなおじさん(おばさん)
お兄さん(お姉さん)も結構いる。
恐るべし新幹線人気。

案内のおじさんによると、路線バスは5番乗り場から出いて、イバイセキ前とやらで
下ればいいらしい。料金が 150 円かかりますと申し訳なさそうに言う。
なんの、移動できる手段があるなら構いませんとも。
そもそも東京だと 230 円なんだから安いわよ。とどうでもいいことを考えながら
地下通路を渡ってバス乗り場へ行くと、そこにも予測に違わず長蛇の列ができていた。

このイベントは土日の二日間行われているのだが、浜松駅周辺がこんなに混むのは
このときだけではないだろうか。シャトルバス、タクシー、5番乗り場の喧噪とは裏腹に
街は日曜日の朝の静かな風景だ。

幸い路線バスは2台目で乗れたためそれほど外で待たされることはなかった。
並木や屋根で日陰はあるし、炎天下のタクシー待ちよりずっと楽だし早かったと思われる。

バスに乗ると、Qたろ連れなのを見ておじさんが座席を譲ってくれた。
60代くらいの方だろうか。
やっと来たバスに幸運にも座れたというのに、譲ってくださる心意気がありがたい。
二人がけの座席で、奥さんの隣にQたろ抱っこして座らせてもらう。
息子さんが新幹線マニアで、毎年連れてきてくれるのだと嬉しそうに話していた。
しかも群馬県から。朝4時起き!!まずは高崎まで出て、上越新幹線で東京駅まで。
そして東海道新幹線に乗り換えて浜松まできたのだという。今年で3年目だそうだ。
しかもこのイベントを見学した後、浜名湖へ遊びに行って、今日中に高崎に日帰りだそうな。
すごい・・・・気力と体力が。
こんな人たちが全国から集まってるってことか。

ヒトビトの気合いの入り方の違いに少々気後れしながらも、バスは現場へ到着。
バス停は「伊場遺跡前」だった。ご夫妻&息子さん(30代前半ぐらいかな)に
お礼を言って分かれた。
この時点で10時半。すでに日は高く、灼熱の太陽がまぶしい・・・
ビジネスホテルの団扇を持っている人もいたから、泊まりがけで来ている人も
いるのだろうと推測される。

まずは入場(無料)。すでに大勢の人でにぎわっている。

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団扇と会場の案内図、スタンプラリーの紙(迷子札にもなっている)などを
もらう。

2008080307350000.jpg

それにしても工場は広い。って新幹線作ってるんだからあたりまえなんだけど
大きな体育館がずーっと連なっているようなかんじ。当然冷房もなく、巨大な扇風機が
ところどころにあるものの、暑いこと~
スタッフも大変だろうなぁ・・・

新幹線をつり上げる様子。下から見ることなんてないのでおもしろい。
空飛んでるね~

すでにこの時点で汗だく。
こういうショーがあると狭い通路に人がぎっしり集まってくるため
扇風機の風すら涼しく感じるくらいの熱気。
お休み所で冷たいお茶を飲んで一休みしたものの、やはりこんなに暑いところに長くいたら
身体に悪そうだ。頭がクラクラしてくる。
さくさくと新幹線車両を見学して帰ろうということにする。

が、しかし。
広い敷地内を移動しなければならないのでそうそうさくっとはいかない。
会場をぐるっと回り込んで 700 系と N700 系エリアへ。
大きいね~

P1000922.JPG

運転席に座る体験や運転士さんの帽子をかぶって写真を撮るとか
いろいろイベントがあるんだけど、1時間40分待ちとかアナウンスしていた。
また今度ね。今度があればだけど。

700 系と N700 系の並んでいるところで。
うれしくて大興奮。

PQ1000926.jpg

普段は見られないドクターイエロー
これは屋外展示だったので、日差しが強い~
近くで撮影するのさえも列ができていたから、遠くからパチリ。

PQ1000928.jpg

これで満足。
敷地の外に設置してあるタクシー乗り場へ移動するが、それだけで 10 分ぐらい
歩かないといけない。途中、無料シャトルバス乗り場にはすでに人の列ができていた。
帰りも大変そう。

タクシー乗り場は誰も並んでいなくてすぐに乗れた。
車に乗り込むと、これぞ文明。エアコンで冷えた空気は天国だ~~~涼しくて生き返るぅ。
しかし、興奮の連続と暑さで疲れたQたろは心地よい涼しさと揺れで寝てしまった。

タクシーの運転手さんに聞いて、おいしいと評判の鰻屋さんへ行く。
確かに行列ができている。日陰で待つこと約 10 分。
順番が来る頃にはぐっすり。ちょうど小上がりの席に通してもらったので
畳の上に寝かせて鰻重を注文する。

鰻は苦手な私。え~そんな日本人いるの?と良く言われるけど
少なくとも四人は苦手という人を知っている。
鰻重といえば誰にとってもごちそうだと思われているので困ることも良くあった。

でもね。この暑さのせいでしょうか、こんがり焼けた鰻がおいしい!
口の中でさらっととけるしつこくないお味で、タレもおいしかった。
しかしあまり免疫のない私。全部は食べられない。
半分食べたところで、残り半分の鰻だけお父ちゃんへ。
味のしみたご飯だけいただいた。
やっぱり脂がのってるものはたくさん食べられない。
鰻重ハーフ(ただしご飯はフル)とかあればなぁ。
というわけで初めての鰻重体験の機会を逃したQたろなのでした。

良く寝て元気回復したQたろは、乗る前にスーパー(なぜか成城石井があった)で
調達したきつねうどんを帰りの新幹線でもりもり平らげた。

私たちはオリーブをつまみにワインで乾杯。やっぱり運転していないといいね~

帰りは品川で下りて帰ってきた。
楽しい一日だった。でも、疲れた。
運動会の一日を過ごしたような倦怠感。かなりへとへと~

P1000933.JPG

お疲れさまでした。

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この記事について

このページは、hirocが2008年8月 3日 05:55に書いた記事です。

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