台風26号とおじろ

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今日は、大型の台風26号が関東地方に接近する予報だったため
学校はあらかじめ休校という判断だった。

未明からものすごい暴風雨。
休校で良かったね。周囲の電車も動いていない。

朝6時頃、ガレージの入口もやや冠水ぎみに水が中に入り込んでいるなぁと
思いつつ、おーじろうのトイレをさせてやろうとガレージのドアを開けると
突風と雨が吹き込んでくる。おーじろうも「かんべんしてください」と
言わんばかりに、ガレージに引っ込んでしまった。

幸い暴風波浪警報は昼ごろ解除された。

子供が家にいるので前から予定していたことはキャンセルし
ちょうど急ぎの仕事が入ったので家で仕事をしていた。

宿題が終わった息子にビデオを観ることを許可して
さてコーヒーでもいれようと台所に立ったら背後で怪しい音が。
「カチカチ、カッカッカ」
おーじろうが後ろ足で耳を掻いた時に空振りして、家具に当たった時の音だよね。

と思いながら振り向くと、様子はぜんぜん違っていた。
全身をヒクヒクさせながら痙攣を起こしていて、足がたまたまテーブルに
ぶつかっていたから音が聞こえたのだ。カチカチ。

ひえーどうしちゃったの!?!!!

痙攣なんて初めてのことになすすべのない私。

引きつけている犬は、のどを苦しそうにゼイゼイ喘いでいる。
息が止まっちゃうかも!「おーちゃんどうしたの?しっかり!」
舌がのどを塞がないように「グー」の手を突っ込む。
げーげー言いながら、息はかろうじてつないでいる。
息子も私の異様な声に大好きなビデオもそっちのけで飛んできて、
心配そうに見守っている。

これで噛まれて手がスプラッターになったら
子供がびっくりして泣いちゃうよな。
でも犬が死んでしまうよりも、きっといいよね。

と、プチパニックになりながらも冷静なもう一人の自分がつぶやいている。

午後で、かかりつけの動物病院も休み時間であと2時間しないと
診療時間にならないため、とりあえず電話して診てもらえるか聞いてみる。
その間に、床に横たわったままヒクついてヨダレが床に流れる状態。うえーん。
14年一緒に暮らしてきてこんなの初めてだったから本当にびっくりした。

すぐに連れてきてくださいと受け入れてもらい
(ありがとう獣医さん)いろいろ検査してくれたけど、循環器は問題ないし
心臓も変な音はしていない。後考えられるのは脳の病気で、てんかんとか
そういうことかもしれないそう。いずれにしても原因は分からないながら
様子をみることになり家に連れて帰ってきた。

獣医さんのところでもやや暴れて、吠えまくり、ぐるぐる歩いて
落ち着きのない別人(犬)のようなおーじろうだったけど
今はいつもの、優しい、穏やかなおーじろうに戻って寝ている。
ほっ。

何があってもおかしくない年齢とはわかっていてもやっぱびっくりしたなー
何より、22キロのビチビチマグロを抱えて階段を降りるのが大変。
いやぁ重かった。子供より体重ある。

普段の水曜日なら、朝から外出して午後は学校で子供と待ち合わせをし、
お稽古に行って夕方帰宅する日だった。
台風のおかげで、家にいたことが幸いした。
ほんと、休校で良かった。
神様ありがとう。

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このページは、hirocが2013年10月16日 23:27に書いた記事です。

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